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都市計画道路・高速鉄道スレッド

1755チバQ:2010/07/19(月) 00:38:29
http://mainichi.jp/select/world/news/20100718ddm007030110000c.html
ロシア:情報機関に強権 「KGB並み」に警戒論 大統領、再選へ布石か
 【モスクワ大前仁】ロシアの情報機関である連邦保安庁(FSB)に、前身の旧ソ連国家保安委員会(KGB)が持っていたのと同じような強い権限を与えようという動きが、ロシアで強まっている。改革派イメージの強いメドベージェフ大統領が反対するという観測も出ていたが、大統領は今月に入って、議会で審議されているFSBの権限強化を図る法案への支持を明言した。

 ロシア下院は16日、「犯罪につながるような容認できない行動」を取った個人に「警告」を与える権限をFSBに与える法案を可決した。「警告」の具体的内容には触れていない。法案にはさらに、FSBの活動を妨害した個人を拘束したり、罰金を科す項目も含まれている。上院は19日に採決する予定で、可決が有力視されている。

 ロシア国内の人権団体は、KGBが同じような権限を使って反体制派のソ連国民を弾圧した前例を取り上げ、法案が人権状況の悪化につながる恐れがあると警告する。議会内でも与党系の「公正ロシア」が下院採決で反対に回るなど、警戒論が根強い。

 メドベージェフ大統領は08年5月の就任以来、司法制度の改革や市民社会の創出を唱えてきた。そのため、今回の法案をめぐっても「人権活動家や野党関係者は大統領が拒否権を発動すると期待していた」(コメルサント紙)という。だが、大統領は今月15日の会見で「情報機関に関する法律を含め、法を定めるのは主権の問題だ。自分が法案提出を指示した」と発言。議会を通過すれば、署名する方針を明らかにした。

 大統領の強硬姿勢の背景には、今年3月にモスクワで起きた連続地下鉄爆破テロで約140人が死傷するなど、同国にテロの脅威が残されていることがある。国民は取り締まりの行き過ぎを懸念しつつ、同時に「政府のテロ対策は効果的でない」(モスクワ市警官)という不満も強いからだ。政権内でも、FSB出身のプーチン首相に代表されるシロビキ派(情報機関出身者)が発言力を強めているとみられる。

 ロシアでは次期大統領選が2012年に行われることになっており、メドベージェフ氏は再選に意欲を示している。経済政策では「ロシア版シリコンバレー」の建設計画を打ち上げるなど功績作りを急いでおり、治安面でも、対テロ問題で強い姿勢を打ち出すことで「強い指導者」というイメージ作りを進めようとしているようだ。


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