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都市計画道路・高速鉄道スレッド

1723荷主研究者:2010/04/04(日) 01:44:14

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20100322/CK2010032202000174.html
2010年3月22日 中日新聞
開業から3カ月 薄れる効果 脱“セントラム頼み”

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商店街の入り口前を走るセントラム。路面電車を生かしたにぎわいづくりに注目が集まる=富山市総曲輪で

にぎわい創出 商店街で機運高まる

 富山市中心部に、にぎわいを取り戻す切り札として昨年末に走り始めた路面電車環状線「セントラム」が二十三日、開業三カ月を迎える。乗客数は開業効果が薄れて減少傾向だが、地元商店街ではまちの魅力向上への機運が高まっている。 (渡辺ゆり)

 ■半減
 新設した三電停の乗降客数は二月末現在で一日平均千百九十六人。需要予測を約百人下回ったが、市路面電車推進室は「利用が多い休日に雪が降ったため」とし、「目標の千人は超えた」と幸先の良さを強調。総曲輪フェリオを管理する総曲輪シティの五艘(ごそう)光洋社長も「休日はたくさん乗っていて、店にも入ってくれる」と開業効果を語る。

 ただ月別に見ると、十二月は千九百九十二人、一月は千二百二十九人、二月は九百三十一人。乗客は最初の月の半数以下になり、開業効果は徐々に薄れつつある。総曲輪通り商盛会の石黒俊志(たかし)事務局長は「冬なのでもともと客足は落ちる時期。環状線だけで極端に客が増えることはない」と指摘する。

 一方、新型車両のセントラムは、走行時の“静かさ”から接近しても乗用車が気づきにくく事故多発が心配された。

 十二〜一月、右折して線路を横切ろうとした車との接触事故などが五件あったが、二月以降は発生の報告はない(十九日現在)。ドライバーにもセントラムの特長が周知されてきたようだ。

 ■新店
 レールが新設された大手モールでは今月七日、住民らがパリの朝市を参考にした「越中大手市場」を一年ぶりに再開した。実行委員長の秋吉克彦さん(44)は「電車が走っただけでは効果はない。プラスアルファが必要」と魅力の創出に意欲を燃やす。

 中央通り商店街などで今月、ガラス展を開いた寝具店経営の平野安治さん(54)も「すぐに人は増えないが、イベントをきっかけに店のよさを知ってもらうことが大事」と息の長い取り組みを目指す。

 商店街で問題となっている空き店舗。総曲輪地区には約七十店あるが、二〇〇七年のフェリオ開業時になかった空き店舗が現在は十軒ほどある。

 市が新規出店者に店舗の改修費用や賃借料を補助する制度の後押しで、今月中に服飾店、四月には時計店が開店する。石黒事務局長は「ほかにもいくつか話はある。新しい店が出れば客の見方も変わる」と期待を示す。

 国土交通省が今月十八日発表した地価(一月一日現在)は、新電停付近で横ばい。県内全域で下落傾向の中、セントラムの開業効果で下げ止まった。郊外から中心部のマンションに移り住む若者世代も増えつつある。

 秋吉さんは「セントラム自体で商店街が大きく変わることはない。地元から発信することが大事」と力を込める。にぎわいを創出する仕掛けづくりが、ますます重要になりそうだ。


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