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都市計画道路・高速鉄道スレッド

1651チバQ:2010/01/29(金) 20:38:13
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/railway/20100129-OYT8T00408.htm?from=yolsp
「セントラム」開業1ヶ月 予想超す乗客数
商店街に知恵期待

 富山市の環状線路面電車「セントラム」が23日で開業1か月を迎えた。


 中心市街地活性化の切り札として同市が約30億円をかけて導入したが、「客足は伸びない」と渋い顔の商店主もおり、開業効果は今のところ実感できるほどではないようだ。一方、街中心部に住民を増やす取り組みが、じわりと広がっている。


 床が低く、乗り降りしやすい2両編成の路面電車が、JR富山駅、県庁、富山城などを静かに巡る。


 市の中心部から約2キロ離れた郊外に住む会社員佐々木浩さん(33)は「普段は車で出掛け、じっくり中心市街地を回ったことはなかったが、気付かなかった風景が見えてきた。知らない店が多く、これからセントラムを使って訪ねてみたい」と話す。


 車の免許を返上し、沿線に住む亀井三郎さん(77)は「楽にゆったり乗れるのでありがたい。昔のように路面電車の路線をもっと延ばしてほしい」と語り、利用者には好評だ。


 富山市は、車がなくても快適に暮らせる街づくり事業「コンパクトシティー」の認定1号を2007年に国から受けた。セントラムは、その中心部に人を運ぶ目的で、市電の在来線2・5キロに、総曲輪通り沿いなどの新線を加え、3・4キロを1周する。


 総曲輪通りと中央通りの両商店街の約180店舗のうち6分の1が空き店舗となっている。06年に富山西武が撤退し、中心部で空洞化が進んでいる。従来の市内電車では約1万人だった1日平均の乗降客数は、環状線が出来て2割近く増えた。1割増を見込んでいた同市の予想を上回った。


 しかし、新駅「大手モール」前にある創業80年のラーメン店「末広軒」経営者の山口道子さん(49)は「お客さんが多かったのは開業初日だけ。若者向け洋服店やCDショップは郊外に多いから、人は街中には来ない。中心部に人がいないのに乗り物だけをつくっても駄目だ」と手厳しい。


 近くの老舗呉服店「秋吉屋」6代目、秋吉克彦さん(44)は、不満を隠せない。開業を盛り上げようとセントラム柄の手ぬぐい販売を準備したが、開業前の昨年11月、商標権を持つ市から待ったがかかった。「店の売り上げアップとセントラムのPRの相乗効果を狙ったのに……。市街地活性化と言いながら本末転倒」



 路面電車を始めとした公共交通沿線での住宅新築などに市が最大50万円を補助する事業は、今年度の利用者が66件(昨年12月末現在)と、前年度1年分の1・5倍を既に超えた。担当者は「セントラム効果もあるのではないか。じわじわと求心力を発揮できれば」と期待する。


 また、中央通り商店街は、商店主でつくる協同組合が資金を出して、マンション(125戸)を3月に着工する。指中恒夫事務局長は「住む人を自分たちの手で増やしたい。郊外の大型店に奪われたにぎわいを、街中に取り戻す」と力を込める。


 セントラムは、にぎわいを運ぶことができるか。森雅志市長はにぎわい創出の「装置」と表現。「セントラムで市内のますのすし店を巡るといった楽しみ方もある」とし、商店街などが知恵を出すことが重要としている。


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