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都市計画道路・高速鉄道スレッド

1575荷主研究者:2009/11/15(日) 23:06:46

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/131445
2009年10月30日 05:17 西日本新聞
人工島「エコパークゾーン」のはずが… 和白干潟沿いに幹線道 福岡市計画 「環境に影響必至」の声

 福岡市が東区で進める人工島(アイランドシティ)事業で自然の水辺空間を設ける「エコパークゾーン」と位置づける和白干潟などの海岸線沿いに、幹線道路を通す都市計画決定がされていることが、29日の同ゾーン環境保全創造委員会で取り上げられた。メンバーからは自然環境や景観への影響を懸念する声も聞かれ、議論を呼びそうだ。

 同ゾーンは、人工島周辺に広がる約550ヘクタールの海域や海岸域。和白干潟の周囲は、クロツラヘラサギなどの野鳥や多様な干潟生物が集まる自然海岸が続くため、市は10月に公表した人工島の新事業計画でも野鳥生息域の環境の質向上に取り組むことを掲げる。

 市によると道路は、東区大岳4丁目と新宮町原上の国道3号を結ぶ「海の中道海浜公園線」(13・43キロ)のうち、未整備分の約5キロ。渋滞緩和を目的に、1997年に最終的に都市計画決定した。道幅40−26メートル、片道2車線で1日1万−2万台の交通量を見込む。整備時期は未定だが、海岸線の一部を埋め立てるか高架方式になる見通し。

 委員会は同エリアの環境保全方法などを検討するため市が設け、学識経験者ら10人で構成。

 29日の会合では、委員の包清(かねきよ)博之・九州大大学院教授(緑地景観計画)が「初めて知った。道路を通すなら(環境保全)計画の文言などの再検討が必要だ」と指摘。市側は「具体的な整備計画がないので説明しなかった」とし、「(道路整備は)自然との調和を考えたい」と述べた。会合後、委員の逸見(へんみ)泰久・熊本大教授(海洋生態学)は「環境への影響は必至。市の都市計画には整合性がない」と批判した。

 市港湾局環境対策課は「委員会の意見を聞き、道路の整備計画に生かしたい」と釈明している。

=2009/10/30付 西日本新聞朝刊=


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