したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

行政改革・構造改革

712とはずがたり:2005/07/10(日) 13:55:53
同一業者の落札続く 市政だよりなど(熊本市)
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news02.asp?kiji=4619

  「市政概要」など熊本市が発注する印刷関連の公共事業のうちの6件が、少なくとも5年以上、それぞれ同一業者により連続で落札されていることが、わかった。中には、17年間にわたって同業者が落札していたケースも。市は「公正な入札」としているが、市民団体は「競争入札で落札者が変わらないのはおかしい」と指摘している。
 
  熊本市契約検査室によると、年間約60件ある印刷関連事業の過去5年分(00〜04年度)を調べたところ、(1)市政だより(2)市政概要(3)市勢要覧(4)歳入歳出決算書、決算付属書(5)生活便利ブック(6)国民健康保険被保険者証の6件が、少なくとも5年間連続でそれぞれ同業者に落札されていた。
 
  中でも、市内全戸に毎月配布(05年度は毎月約26万8千部発行)する「市政だより」は、17年間同一業者の落札が続いているという。予定価格に相当する設計額に占める落札額の比率を示す落札率も、判明した中では最低が96・28%。100%のケースもあった。
 
  これらはすべて指名競争入札。入札業者は市政だよりは4、5社。ほかも7〜14社の顔ぶれが、ほぼ固定化していた。
 
  市は「設備を考慮すると指名できる業者は限られる。価格変動が少なく予定価格を予想しやすいため、落札率が高いことはあり得る」という。
 
  市政だよりの印刷を落札してきた業者も「談合はない。他の業者より設備が整っており、コストが低いだけ」と話す。
 
  くまもと・市民オンブズマンの橋本博代表は「受注業者が変わらないというのは、印刷技術が進歩しても価格に還元されないことになる。談合の疑いが否定できない」と指摘する。
 
  熊本大学法科大学院の林勝美教授(地方自治法)の話 一般的には、指名業者が固定化すると談合の素地ができる。同一業者が連続して落札しているなら、指名業者を変えるという政策もある。新規参入業者の育成を助けるうえ、業者間に競争意識が芽生え、入札制度の透明性が増すだろう。

(7/9)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板