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行政改革・構造改革

3721とはずがたり:2016/10/19(水) 10:23:59

<豊洲市場>5万台分、消えた盛り土…「なぜ豊洲」もナゾ
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161018/Mainichi_20161018k0000e040170000c.html
毎日新聞社 2016年10月18日 11時45分 (2016年10月18日 16時39分 更新)

豊洲市場の土の行方
http://tohazugatali.we b.fc2.com/civil-engineering/Mainichi_20161018k0000e040170000c_1_s.jpg

 東京都の豊洲市場(江東区)の主要建物下に盛り土がされていなかった問題は、閉会した都議会定例会の集中審議でも盛り土案が変更された過程が解明されなかった。豊洲市場を巡っては「なぜ土壌汚染対策が必要な場所を移転先に決めたのか」「盛り土に使われるはずだった土はどこへ消えたのか」など根本的な指摘もある。疑問点を検証した。【川畑さおり、森健太郎】

 ◇都「把握できない」

 現在の築地市場(中央区)の再整備が検討され始めたのは1980年代。施設の老朽化などが問題になった。都は88年に一旦、現在地での建て替えを決め91年には着工したが、市場業者から営業への支障を訴える声が相次ぎ400億円を投じながら工事を中断した。

 その後、都と業界団体でつくる「築地市場再整備推進協議会」が99年、市場を移転すべきだとする意見を集約。移転先の条件には「交通の利便性が良い」「築地の商圏から近い」ことが挙げられた。

 協議会の検討の結果、築地から約2キロの距離にある江東区豊洲地区の東京ガス工場跡地が候補地として浮上した。当時の石原慎太郎都知事は腹心の浜渦武生副知事に交渉を一任。東ガスは土壌汚染を懸念し、都に「土壌処理などに大変な改善費用を要する」と意見したが、都は他の地権者分も合わせて最終的に計1859億円で取得した。元都幹部は「交渉内容は事務方に伝えられず、決定までの経緯は分からない」と明かした。

 東ガスは2007年までに独自の土壌汚染対策工事を施し、都に引き渡した。その後に高濃度のベンゼンが検出されたため外部有識者の「専門家会議」が敷地全体を2メートルの深さまで削り、その上に4.5メートルの盛り土をする対策を提言した。

 都によると、工事で削った土は最大積載量10トンの大型トラック16万9000台分にあたる計169万立方メートル。うち63万立方メートルは東京湾の新海面処分場と中央防波堤外側埋め立て地に、9万立方メートルは民間の処分場に埋めた。一部に汚染土も含まれていた。

 汚染されていなかった69万立方メートルと、洗浄・加熱処理した32万立方メートルの大半は盛り土に再利用された。また、他の公共事業で出た土など30万立方メートルも運び込まれた。計131万立方メートルになるが、再利用分が運搬や汚染処理の過程で目減りし112万立方メートルになった。盛り土の量は敷地を削った量より大型トラック5万7000台分相当の57万立方メートルも少ない。

 都担当者は、この矛盾について「土の量はトラックの最大積載量で換算した数字で誤差がある」と説明した。建物下が空洞になっていることも要因としたが、資料に残る単位は立方メートルとトンが混在し、正確な量は把握できないという。

 都議会は特別委員会を設置し、豊洲市場について今後も継続審議することを決めた。特別委では盛り土案変更だけでなく、これらの疑問の解明も求められる。


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