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行政改革・構造改革

3364名無しさん:2015/05/16(土) 23:33:14
>>3363
■言論テロル
藤井:ところが、こうした事実がなかなか伝わらず、世論調査では、賛成派と反対派が未だに拮抗している。なぜ、適菜さんが言うデマに大阪人は騙されてしまっているのか。それは全体主義が浸透しているからです。

適菜:おっしゃるとおりです。藤井さんは近著『〈凡庸〉という悪魔』で哲学者ハンナ・アーレントを援用しつつ、ナチスに象徴される全体主義を〈「兎に角、全体に従うべし」という考え方、およびそれに基づく社会現象〉と定義されています。全体主義はイデオロギーではないので、中心がないんです。そして大衆社会においてプロパガンダとテロルにより拡大する。橋下維新はナチスより純粋な全体主義です。

藤井:実際、私は維新による言論テロルに遭っています。私が1月27日に、「大阪都構想:知っていてほしい7つの事実」と題したメルマガ記事を配信すると、橋下市長はツイッターや記者会見で「バカ」「嘘八百」「こチンピラ」などと罵倒し始めました。

適菜:「事実」を指摘されたのだからそれに対し反論すればいいのに、印象操作でごまかすわけです。

藤井:その後も橋下維新は公党名義で京都大学の総長宛てに、(藤井教授が)〈国民の税金で研究活動を託される人物として適当なのか貴大学の考えを述べられたい〉と記した文書を送り付け、テレビ局にも「藤井を出演させるな」との文書を送付。国会でも藤井の言説は「デマだ」と断じた。公権力装置を使って私を潰そうとしたんですね。結果、私は番組出演の機会、そして教授の職を失う文字通りの危機に見舞われました。

適菜:橋下は学者は実務を知らないと繰り返し言っていた。しかし、4月27日、藤井さんと立命館大学の森裕之教授が都構想の危険性に関する所見を公募したところ、わずか1週間で100人もの学識者から所見が寄せられた。「実務を知っている学者」は都構想に反対だったというオチ。

藤井:私もあっという間の反応の広がりに驚きました。

適菜:松井(一郎・大阪府知事)はデマが流れているなどと言っていたが、デマを流しているのは一体どちらなのか。ジョージ・オーウェルの近未来小説『一九八四年』に「戦争は平和である」という独裁政党のスローガンが登場します。全体主義国家では、言葉の破壊活動が継続的に行われる。いわゆる「ダブルスピーク」ですね。矛盾することを同時に言う。デマゴーグが正当な意見をデマ呼ばわりするわけです。

藤井:異論を許さない全体主義における典型現象です。


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