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行政改革・構造改革
3014
:
チバQ
:2011/11/09(水) 23:13:20
>>2997-2998
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20111109-OYT8T00093.htm
新会社の経営 懸念相次ぐ
県議会全協 自民も「相和に不信感」
県議会全員協議会で答弁する三村知事(8日午前11時46分、県議会本会議場で) 「クリスタルバレイ構想」の貸し工場再活用問題を巡る県議会全員協議会が8日、開かれた。県側は新設予定の合弁会社からのリース料徴収で県民負担が生じないとする見通しを示したが、与野党から合弁会社の経営について懸念が表明される異常事態となった。
三村知事は協議会で貸し工場を廃止した場合、約25億円の損失が発生し、多くを県民が負担することになると指摘。廃棄物処理業「相和物産」(六ヶ所村)とタッチパネル製造会社「翔栄」(群馬県)による合弁会社が設立の方向となったことで「経営基盤の強化につながる。貸付金の計画的徴収で県民負担を生じさせないよう努力を続ける」と訴えた。
しかし、米国の新興企業「サンテクノロジー」(サンテック)との合弁が白紙となったばかりの相和物産が再び合弁会社を作ることに与野党から厳しい意見が続出した。最大会派の自民党も「相和物産への疑念、不信感がある。なぜ県は相和物産にこだわるのか」(滝沢求県議)「もし業績が悪くなったらリース料をどう回収するのか」(丸井裕県議)などと容赦なかった。
批判を受け、県は相和物産に最初の合弁話が破綻に至った経緯を説明するよう求めるとともに、合弁会社に資金を貸し付ける際は連帯保証人や保証金を準備させることを約束した。
また、県は相和物産がサンテックとの合弁に失敗したが短期間のうちに翔栄と組むことになった経緯の詳細を説明した。
県によると、それまで合弁交渉に応じてきたサンテックが10月17日に突然、県側に撤回を通告。同社と連絡がとれなくなったため、県幹部が19日に相和物産と取引があった翔栄を訪れ、合弁会社設立を要請し、21日に内諾を得たという。
サンテックの合弁失敗について、県は「サンテック側から合弁会社設立に向けた具体的な事業計画案が示されなかった」などとサンテック側の責任を強調した。
県側の説明に対し、相和物産がサンテックと合弁会社の役員数や出資比率についての覚書を交わしたのに、その後、役員数などの変更を要求した経緯があることから、「覚書を破ったのは相和物産だ」(諏訪益一・共産党県議)と相和物産の責任を追及する声が相次いだ。
協議会後、公明党の畠山敬一県議は「県議全員が新合弁会社を心配している。県は我々の意見を今後の合弁会社の運営に反映してほしい」と述べた。
(2011年11月9日 読売新聞)
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