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忘備録スレ

1057とはずがたり:2017/09/14(木) 17:25:25
>【清水】もう一目瞭然でした。ノルウェーはあまりにも寒いので、エンジンオイルが固まらないように普通のエンジン車にブロックヒーターというヒーターがついています。その電源コンセントが車庫には付いているんです。だから各家庭の駐車場、公共駐車場には必ず電源がある。230ボルトの電源がね。

「新車の4割」EV大国ノルウェーの裏事情
プレジデントオンライン 2017年9月14日 09時15分 (2017年9月14日 17時01分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170914/President_23053.html

本当にクルマはガソリンから電気に置き換わるのか。北欧ノルウェーでは、すでに新車販売の4割が電気自動車(EV)になっている。「先進事例」として有名だが、ここには電力を自給できるという「特殊事情」が影響している。モータージャーナリストの清水和夫氏と元朝日新聞編集委員の安井孝之氏の「EV対談」。第2回をお届けします(全5回)。

■EVに不利な「寒冷地」で普及した理由
【安井】EVの話になるとどのメーカーがいつどんなEVを出すか、というクルマそのものの話になりがちです。EVに充電する電気をどうつくるか、充電ステーションをどのようにつくるかといったEVシステム全体の話があまり議論されないように思いますが。清水さんはどうお考えですか。
【清水】発電や送電、充電ステーションといった上流、中流の話をしないと、EVの課題がなかなか見えないし、未来社会への解決の出口がどこにあるのかがわかりません。エネルギー問題をどう解決するか、その中でEVをどう位置付けるかが重要です。
【安井】EVの開発に力を入れるのはいいのだけれど、中国のように石炭火力でたくさん電気をつくっているような国だと、Well to Wheel(油井から車輪まで)で見ると、CO2(二酸化炭素)は必ずしも減らない、ということにもなりますね。
【清水】EVを考えるときに、面白い国があります。ノルウェーです。本来は寒い国ですから、リチウム電池の効率が悪くなるのでEVには向かない国なのですが、今年に入って新車販売台数のおけるEVのシェアが4割に迫っているというのです。
【安井】どうしてですか。
【清水】三菱自動車が3、4年前に初めてアイ・ミーブをヨーロッパで発売した時も、意外にノルウェーが一番売れていると担当者が言っていました。そのあと、アウトランダーPHEVを出したら、やはりノルウェーが一番売れているといいます。それは面白いね、ということになり、3年前の5月にノルウェーに取材に行ったんです。
【安井】何か分かりましたか?
【清水】もう一目瞭然でした。ノルウェーはあまりにも寒いので、エンジンオイルが固まらないように普通のエンジン車にブロックヒーターというヒーターがついています。その電源コンセントが車庫には付いているんです。だから各家庭の駐車場、公共駐車場には必ず電源がある。230ボルトの電源がね。

■クルマをコンセントに挿すのは当たり前
【安井】ノルウェーではどこでも充電しやすいということですか。
【清水】ガソリン車も冬には電源コードをコンセントに挿していたということです。だから電源コードをコンセントに挿すのは慣れている。
【安井】充電インフラもすでにできているということですね。
【清水】できています。ユーザーのライフスタイルもクルマを止めたらコンセントに挿すもんだと思っている。EVになって挿すのも、別にエンジン車と同じじゃんという感覚。これは瓢箪から駒ですよね。
【安井】じゃあ、ノルウェーだけじゃないでしょ、北欧だと。
【清水】ええ。アイスランド、グリーンランド、カナダも同じような状況らしい。カナダは、そこまでじゃないようですが。ノルウェーが面白いのはそれだけではない。ずいぶん前から水素利用にかなり積極的でした。マツダのRX-8の水素ロータリーが売れましたし、オスロのガソリンスタンドには水素ステーションもあり、気軽に水素を入れられるんですね。
【安井】昔からノルウェーは水素社会をつくろうとしていましたね。


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