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政権交替を検討するスレ

363とはずがたり:2004/01/15(木) 12:49
【前回2001年参院新潟選挙区野党系情勢(3)民主党】

http://www.niigata-nippo.co.jp/2001sanin/saninsen55.html
旋風の波紋<5>
党基盤の弱さ露呈 頼みの労組も回転鈍く 丸 裸(01/08/09)


 「意外な結果になるかもしれない。開けてみないと分からない選挙だね」。投票日前日の7月28日。地盤である新潟市での街頭演説の合間に、民主党候補・関山信之はつぶやいた。
 連合新潟を基軸に「25万―27万票を獲得し、2位当選を」と最終盤でも強気の読みを崩さなかった関山陣営。しかし、関山の予感は悪い方に的中。混とんとした2位争いの中で得票は16万票台にとどまり4位となり、「一強四弱」の戦いに埋没した。
 「赤肌が出るほど、票をもぎとられた」と党関係者。小泉旋風で組織が丸裸にされたうえ、「社民、自由両陣営の標的になった。小泉改革は応援したいが自民・真島一男には入れたくないという有権者も、自民推薦・長谷川道郎でブロックされた」と分析する。
 1区選出の元代議士である関山の知名度の高さや、連合を中心とした組織の「大きさ」に寄りかかっての緩みも否定できない。連合新潟傘下の労組の組織人員約14万人のうち、同じ旧社会党ブロックの社民候補・内田洵子支持に回った官公労系などを除くと約8万5千人。しかし得票は16万6千票と、「1人2票もとれなかった」(労組幹部)のは誤算だった。
 比例代表が非拘束名簿式となったため、労組が組織内の比例候補の個人名を浸透させることに追われ、選挙区で関山を押し上げる力がそがれた、という指摘はある。
 しかし最大の敗因は、同党が発足当初から課題として抱えてきた、党基盤の弱さだ。

  ■大きな痛手


 県連代表・関山を擁して臨んだ初の全県選挙。皮肉にも「あるような、ないような党基盤を全県的に確かめる初めての選挙になった」と党県連関係者。「県連代表の当選をテコに、基盤強化を図りたい」とのもくろみは裏目に出た格好で、痛手は大きい。
 民主党といっても「ひと皮めくれば連合。これでは地域性が出てこない。行動部隊としての連合は必要だが…」と、関山陣営を仕切った連合新潟会長・滝沢剛は、ジレンマを語る。
 「地方ではまだ異端児」(県連幹部)という党の現状を克服し、幅広く無党派層を取り込んでいくには、労組以外の基盤が欠かせない。「帆」となる地方議員も不足している。党県連代表代行の浅井伝は「議員がいないと党の顔が見えない。時間はかかるが、人を立てて当選させていくしかない」と話す。

  ■再生の行方

 党基盤の再構築が迫られる中、本県民主党の結成以来、要となってきた関山の去就に注目が集まる。関山は「自分でもよくよく整理してみないと。まだ誰とも相談していない」と、今のところ進退表明を保留している。
 昨年夏の衆院選で、同党は2、3、5区で候補擁立を断念。次期衆院選に向けては、関山の参院選出馬で〝空白〟となった1区の候補擁立も焦点となる。「まず県連体制が整わなければ、議論できない」と党関係者。
 野党第一党としての求心力をどう取り戻し、地域に根付かせていくか。再出発の足取りは重い。     (文中敬称略)


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