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政権交替を検討するスレ
1476
:
名無しさん
:2015/10/19(月) 21:24:31
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151019-00044992-jbpressz-bus_all
野党の逆襲で安保法案は白紙に? ビジョンなき「平成の大同団結」にその先はあるのか
JBpress 10月19日(月)6時15分配信
野党再編に向けての動きが本格化している。
維新の党から大阪組が分裂に向けて動き出す一方で、残った旧民主党・旧結いの党組も9月30日に民主党との合流を視野に入れて「連携協議会」をスタートさせている。
他の少数野党に関しても共産党が(いわゆる)戦争法廃止のための「国民連合政府構想」を提唱し、それに小沢一郎氏が賛意を示したり、次世代の党から幹部クラスの離脱者が相次いだりと、動きが絶えない。
さすがに民主党が共産党からの「国民連合政府構想」の提案にそのまま乗るようなことはないようだが、岡田代表は共産党との選挙協力に関しては前向きな姿勢を示している。
■ 野党再編・相反する2つの動き
こうした野党再編の動きの背景にあるのは、やはり安保法案を巡る騒動を契機に注目された集団的自衛権と憲法9条の関係の問題である。
一言で言えば「集団的自衛権を認める一連の安保法改正は違憲立法だったのではないか」ということだ。
この点について「あのような違憲な立法は廃止か再改正すべきである」という考えを持つ護憲寄りな野党議員は、民主党を中心に合従連衡を通じて「政権交代可能な野党」なるものを作ろうとしており、逆に「集団的自衛権が違憲ならば改憲してしまえば良い」という考えを持つ野党議員は安倍政権と距離を縮めていこうとしている。野党再編には相反するこの2つの動きが底流にある。
前者の「政権交代派」にあたるのが民主党、維新の党(旧民主党・旧結いの党組)を中心に、社民党、生活の党、そして驚くことに「確かな野党」で鳴らしてきた共産党ということになる。
政権交代派としては、安倍政権誕生以降、全く存在感を示せておらず危機感を覚えていたところ、ようやく「違憲立法」という反撃の糸口を見つけたわけでここを逃すわけにはいかない。
訴訟戦略と併せて「護憲」という切り口で合従連衡を進めて、2016年7月の参院選挙でオール野党での選挙協力を実現することを目指すことになる。
仮に与党側が参議院で3分の2の議席を確保できないまま「安保法改正は違憲」という最高判決を引き出せれば、政権としては政治的に完全に行き詰まることになるので、なし崩し的な倒閣が実現するというわけだ。
もちろん最高裁判所が本当に違憲判決を出すかは予測不能であることや、果たしてそのような強引な手法で政権を追いつめることに国民が理解を示すのか、という点についてはリスクがある。
しかし、安倍政権に明確な過失がなく、また民主党という最大野党に対して国民が「苦い記憶」を共有している状況では、いわゆる「政権交代」を本気で考える野党には他に選択肢がないという事情がある。
一方で、後者の「改憲派」にあたるのが、維新の党分裂組、日本を元気にする会、次世代の党などである。
集団的自衛権を認める改憲派の野党の側でも、この機に部分的に連携して政策を実現するなり新たな連立パートナーとなるなり、何らかの形で与党と関係を再構築する必要がある。改憲派も改憲派で野党再編に向けて動き出す必要があるということになる。
■ むしろ与党にとって切実な野党再編
ここで視点を変えて与党側の事情を見ていきたい。
憲法を改正するには衆参両院で3分の2以上の議席を獲得する必要があるが、衆議院においては自民党(291議席)と公明党(35議席)の議席数(合計326議席)で、既に3分の2の議席数(317議席以上)を大きく越えている。
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