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政権交替を検討するスレ

1071名無しさん:2009/08/14(金) 10:16:47
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1430

[ The Economist ]
日本の総選挙:自民党政権の幕切れ
2009年07月21日(Tue) The Economist

(英エコノミスト誌 2009年7月18日号)

次の総選挙は日本の政治にとって、根本的な変革の始まりを告げるものになる。


厳しい表情の麻生太郎首相〔AFPBB News〕
麻生太郎氏の後ろには、自民党が首都東京で第1党の座を40年ぶりに失った東京都議会選挙での惨敗がある。目の前には、党内で勢いを増す反麻生派がいる。

 そこで首相は最終兵器の核ボタンを押した。国会を解散し、連立与党を率いて8月30日に総選挙を実施すると宣言したのである。

 批判的な自民党議員は、首相が党の利益よりも、プライドを重視したと批判している。彼らとしては、選挙戦を戦ううえで、新しい顔が欲しい。だが、仮に新しい顔を見つけられたところで、自民党が戦後ほぼ一貫して独占してきた政権の座を失うのは、まず間違いないだろう。

 多くの日本国民は自民党が政権を失うことに対して、懐疑的な見方をしているか、不安を抱いている。だが、政権交代は日本にとって、願ってもない出来事だ。

 麻生氏の地位は、どん底まで落ち込んでいる。強気な発言は傲慢と受け取られ、党内における権力のなさを隠すことができない。先の頓挫した内閣改造は、彼の無能さを示す最新の例に過ぎない。

 麻生氏は、潜在GDP(国内総生産)を丸々10%も下回っている日本経済について、有権者に安心感を与えられずにいる。高齢化と人口減少に伴う福祉ニーズを満たす能力が国にあるのかどうか、不安は高まる一方だ。

 ただ、どれだけミスを犯したにせよ、麻生氏は急激な自民党の凋落を示す1つの兆候に過ぎない。麻生氏は過去4年間で4人目の首相だ。自民党はもはや破局を迎える限界まで来たのである。自民党には構想も団結もなく、スキャンダルにまみれている。父親は、代々伝わる家宝のように議席を子孫に譲る。政策は二の次で、まず策略ありきだ。

 あまりにも長くこの状態に甘んじてきたという意味で罪を背負う日本の有権者も、いい加減うんざりしたようだ。

 世論調査では、自民党が野党民主党に大敗を喫するという結果が出ている。もし今、景気回復のペースが上がったとしても、自民党が命拾いすることはなさそうだ。内側から腐ったのだから、それも当然である。

 しかし多くの有権者は、変革が本当に訪れるかどうか懐疑的だ。無理からぬことではある。結党54年の自民党の死亡記事は、これまでに何度となく書かれてきた。そして、死体はいつも生き返ってきた。1993年、自民党は実際に政権の座を失ったが、11カ月後には復活した。


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