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日本中世史スレ
189
:
とはずがたり
:2018/05/07(月) 22:46:46
鎌倉時代の仏像内部に大量の巻物など確認 奈良 法華寺
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180507/k10011429891000.html
5月7日 19時16分
奈良市の法華寺にある鎌倉時代の仏像の内部に、大量の巻物などが納められている様子が、最新の装置を使った奈良国立博物館による調査で確認されました。
奈良市の法華寺の本堂に安置されている、鎌倉時代につくられた「文殊菩薩坐像」は、内部に品が納められていることは知られていましたが、詳しい状況はわかっていませんでした。
そこで、奈良国立博物館が最新のCTスキャナーを使って調査したところ、高さ73センチの仏像の全体に空洞があり、頭の部分には、巻物や釈迦の遺物を納めた「舎利容器」と見られる器が合わせておよそ30、確認されました。
さらに胴の部分には、およそ150の経典と見られる巻物が敷き詰められているということです。
一度も取り出された形跡がなく、作られたままの状態と見られるということです。
法華寺の樋口教香住職は「驚きました。知恵を授ける仏様なので、ぜひ拝んでいただきたい」と話していました。
奈良国立博物館の岩田茂樹上席研究員は「内部にこれだけの量の品が確認されたのは珍しい。貴重な史料で、文化財としての価値がさらに高まった」としています。
この仏像は今月8日から27日まで、奈良市の奈良国立博物館で特別公開されます。
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