したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

企業の提携・合併観察スレ

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 21:42
企業の提携・合併観察スレ

2023チバQ:2017/03/15(水) 17:22:17
 --半導体売却は中長期的にみて、正しい判断といえるのか

 「今後成長させるためには、年3000億円の設備投資が必要。投資が続かない状況では適切なパートナーと一緒になるのが正しい選択。技術の流出についてはサンディスク、ウエスタンデジタルとやっている。政治的な問題になることは避けて技術を大事にして伸ばしていきたい」

 --監査法人が問題にしているところは何か

 「内部統制の不備の調査で通常の監査とは違う。不適切な圧力があったかどうかで、あった場合にどう影響したかという形で調査している。現時点では具体的な修正事項は出ていないということになる」

 --WHをこのまま持っていた場合、7000億の損失とされているが、今後どうなるか。リスクの遮断が何を意味するか分からない。遮断した場合、どのくらいの損失を考えればいいのか

 (畠澤守常務)「リスク遮断については、何も決まっていない。7100億円という数字の下振れリスクなどは、将来にかかるコストを保守的にみている。大きな数字の変更はないとみているがリスクが全くないとは言い切れない。数字の見極めに社を上げて取り組んでいる」

 --プロの立場から見てこういう会社は上場会社に値するのか

 (佐藤良二委員長)「プレッシャーを掛けた人が他になかったか調べているので、さらなる検証をお願いした。多少の数字が違うとかという範囲を超えている」

 --“新生東芝”というキャッチフレーズは昨年も使った。失敗を繰り返すのか

 「新生東芝と同じ言葉を使ったが、一旦振り出しに戻ってしまった。再度チャレンジするということ」

 --原子力事業の売却の期限は

 「できるだけ早くと進めている。細かくは言えない」

 --米国、中国について現在どういう状況なのか

 (畠澤氏)「中国状況について、燃料装荷前の試験が終わり、今春の装荷に向けて準備が進んでいた。実際の日付については控えさせていただく。アメリカについては2月14日以降、WHからアメリカの顧客に工程を説明している。工程についてはお客様の判断する事項なので、説明は控えさせていただく」

 --新生東芝への成長資金をどう集めるか

 「銀行から支援いただいて、資金つないでいる。社会インフラ中心になると、投資少なくなる。営業利益を持って、着実に重ねていく。メモリー事業の投資に比べると、社会インフラ事業の投資は小さい」

 --メモリー事業、日本国として残したいという思いもあると思うが、政府はどう考えているのか。半導体事業を分社化し、上場して資金回収してもいいのでは

 「まだ何も決まっていない。プロセスの途中なので」

 --政府の支援は

 「今はまだ何も申し上げる段階ではない」

  --東証2部降格は確実。それは容認するのか。事業環境が変わるが、それも織り込んでいるか

 「降格は承知している。しっかりと健全な経営を続けて、成長路線に乗せる。克服して乗り越えたい」

 --自立した組織について、HD化のようなものを検討しているということか

 「事業HDみたいな形とはいえると思う。自立した組織のもとで、ガバナンスをしっかりやっていくということと、事業を継続していくということと考えている」

 --延期の理由で、前回指摘されたものとは別問題か

 (佐藤氏)「新しい事象が出てくると対応する形をとっている。10万通のメールを見ている。どういうものが出てくるか想定できない。調査範囲や調査事象が広がってしまった」

 --監査法人で、日米どちらの監査法人が許可を下ろしていないのか。上場廃止についてのリスクについては

 (佐藤氏)「監査法人内のことは回答できる立場ではない」

 (綱川氏)「2部に降格といったが、信用を確保しつつ、しっかり上場廃止にならないように続ける努力をしたい」

 --内部管理体制確認書について、内部管理体制に問題がある状況で提出するのは、自分たちで、上場廃止してくださいといっているようなものではないのか

 (佐藤氏)「現時点で分かっているものには改善したということで提出する」

 --調査を継続しているということは別の問題があるということか

 (佐藤氏)「内部統制の問題が顕在化したかどうかは、言葉が違う。懸念がありそうだということを調査している。必ず問題があるということではない。内部統制に致命的な欠陥があるということではない」

 --平成28年3月期の決算が実は債務超過だったということがありうるのか

 (佐藤氏)「イエス、ノーで答えるものではない。ない可能性の方が高いと言っておきましょう」

2024とはずがたり:2017/03/19(日) 08:07:46
ほんと酷いな。おーえんしてる板硝子@ピルキントン大丈夫だらねえ。。まあ原発みたいなリスク無い筈だけーが。待てよ,英のEU離脱は影響あり?!

>東芝は、原発に関する海外ビジネスの経験が乏しかった。
原発以外の海外事業はどんなんだったっけ??

2017.03.17
東芝、信じがたい素人経営…部門間の情報断絶、巨額買収会社の経営放置で巨額損失
http://biz-journal.jp/2017/03/post_18365.html
文=片山修/経済ジャーナリスト、経営評論家

 東芝は、いったいどこで何を間違えたのだろうか――。
 2月14日の記者会見の席上、綱川智社長は次のように答えた。
「ウエスチングハウスを買収したことと、いえなくもない」
 東芝が、米原子力メーカー・ウエスチングハウス(WH)のM&A(合併・買収)の失敗を、初めて公式に認めた瞬間である。
 では、なぜ東芝は失敗したのか。ひとつは、「高値づかみ」である。東芝は2006年、WHを6,600億円の巨費を投じて買収した。当時、WHの資産価値は2,000億から2,500億円といわれた。買収する際、3割程度のプレミアムを上乗せするのが一般的だが、東芝はそれどころではない巨費を投じたわけだ。
 なぜか。WHの買収をめぐっては、ライバル企業があったからだ。
 三菱重工業である。WHの原子炉はもともと加圧水型で、同型を手掛ける三菱重工が買収先として有力視された。そこに割って入ったのが、東芝である。東芝のそれは沸騰水型なので、当然不利だと思われた。ところが、東芝は土壇場で逆転に成功したのだ。
 決め手になったのが、当時社長の西田厚聰氏の決断だった。乾坤一擲、相場の3倍近い高値を提示し、一気にせり落としたのだ。ライバルだった三菱重工は、「そんなにおカネを出して、採算が取れるのだろうか」と訝しんだ。
 東芝社内にも、常識外の高値にWHの買収は吉と出るか凶と出るかバクチのようなものだと、疑問視する声があった。それほどの「高値づかみ」であった。
 ただ、これにより東芝が世界一の原発メーカーにのし上がったのは確かで、その頃の西田氏は得意満面だった。この決断が「東芝の悲劇」を招くことになるとは、当時、知る由もなかった。
 東芝は、「高値づかみ」という批判を吹き飛ばすかのように、原発事業に力を注いだ。米国や中国で10基を受注し、西田氏は次のようにぶち上げた。
「目標は15年までに原子炉33基の受注」
 ところが好事魔多し、11年の東京電力福島第一原発事故で、原子力事業をめぐる経営環境は劇変した。世界中で原発に対する逆風が吹き荒れ、新規計画の見直しや撤退が相次いだ。安全規則も強化された。しかし、東芝は、原子力事業に引き続き力を注いだ。

「買いっ放し」

 M&Aの失敗の第2の原因は、「買いっ放し」である。かつて、社長時代の西田氏にインタビューしたとき、「WHのマネジメントはうまくいっているんですか」と聞いたことがある。「むろん、うまくいっている。現地に日本人を派遣しているからね」と、自信満々の表情で答えた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板