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選挙・議員関連情報スレ

743■とはずがたり:2003/07/03(木) 23:16
8区(7区を除く浜松市)

十月二十六日」。浜松市内で六月二十二日に開かれた自民党県第8選挙区支部の地域代表者会議。支部長で元職の塩谷立氏(53)はその席で、総選挙をにらみ仮想の投票日を掲げた。地域や団体の“選挙熱”を高める狙いだったが、運動の核となる党員の間には、ある不満もくすぶっていた。

 市議選後の今年五月、同市議会に国政の色を出さない保守系会派・創造浜松が誕生した。同会派には自民党会派の新世紀浜松からも参加があったため、自民党が二会派に分かれ、創造浜松では選挙の敵方となる民主現職の鈴木康友氏(45)を支援する市議らと同居する構図になった。これが、塩谷氏のために末端で汗をかく党員には不満でならないのだ。

 「選挙の年だ、頑張ろうというくせに、市議団は何をしてるんだ」。六月上旬の党浜松市支部総会は、党勢拡大に尽力した分会長が役員の市議らを突き上げ、荒れ模様となった。

再度、三つどもえの戦い
自民、民主は結束に苦慮

 こうした声に、自民党市議は「議員活動は別会派でも、選挙になれば団結して塩谷をやれる」と言い切る。しかし、有権者にその構図は分かりにくい。同じ相手と三度目の戦いに挑む塩谷氏は「複雑さは政治不信を生む。市民への説明が不可欠」と危機感を持つ。

 一方、追われる立場の鈴木氏もこのねじれた会派のうち、労組系の市民クラブと創造浜松の一部の市議、系列県議らを集め、六月十八日に市役所で勉強会を開いた。選挙絡みではなく、合併問題に関する勉強会だった。

 党の国対副委員長として拘束され、週末しか地元入りできない鈴木氏にとって、こうした勉強会は「同志性を高める絶好の機会」。まず中核となる地方議員の結束を強め、七月から各地区で開催する国政報告会へつなげたい考えだ。

 鈴木氏も「永田町でも政策がねじれ、選挙がやりにくい状況」と政治の不透明さを指摘する。8区は与党同士のねじれが表面化した7区と表裏の関係。余波を受ける複雑な事情に苦慮している。

東海比例
(静岡、愛知、岐阜、三重)

「自分は微妙な立場。今は何も言えない」。六月二十五日、静岡市内で開かれた自民党県連総務会に出席した同党東海比例の現職、倉田雅年氏(63)は閉会後、多くを語らずに会場を後にした。前々回選で4区から出馬して落選。前回、東海比例で初当選した。党の比例名簿七位。ぎりぎりで滑り込んだ格好だった。同じく東海比例名簿二位で当選した杉山憲夫氏(73)は昨年夏、6区支部長に就任。このため、表面上、同党の県内比例候補は倉田氏一人となっている。

自民、候補調整へ本腰
公明、政策訴えに全力

 「選挙区見直しで減員や地盤分断などの痛みを伴う選挙区は比例候補として優遇する方針が党本部にあるようだ。6区の杉山氏、5区の斉藤斗志二氏(58)も該当する。倉田さんが神経質になっているのはそのためだ」。倉田氏に近い県議が心中を代弁した。

 杉山氏は6区の予備選で選出された元職の栗原裕康氏(54)との間で支部長交代をめぐる調整が難航。「小選挙区から比例に回るのは家を他人に渡すようなもの。前回、前々回と二度も回され、さらに三度もなんて。回りたくて回るのではない」「これは私個人の問題ではない。組織に預けた体だ」。杉山氏は選挙区事情への配慮を求める気持ちを強くにじませる。

 「このままでは共倒れになる可能性がある」。事態の打開に向けて動き出した党県連。浜井卓男幹事長は三十日、6区内の十九市町村支部の幹部らを集め、杉山氏の比例上位と栗原氏の6区支部長就任を市町村支部と県連が足並みをそろえて党に働き掛けていくことを提案した。

 比例上位となる可能性がある(比例と小選挙区を交代する)コスタリカ方式に準じた形で杉山氏を処遇し、6区支部長問題を一挙に解決しようという狙いだ。ただ、それは「倉田氏に近い県議らの反発を招く」との声も県連内にあり、難航も予想される。

 一方、公明党元職の大口善徳氏(47)は次回選は1区から東海比例へ回る。「党が近くまとめるマニフェストに基づき、県議、市町村議一体となって政策を訴える正攻法で臨む」と大口氏。ただ、1区では前回、組織票以外の個人票が二万票を超えたとみられるだけに、総得票数がそのまま比例票に結びつかない難点がある。「いかに党名を書いてもらうかが課題」と県本部幹部も認める。


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