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選挙・議員関連情報スレ

349ホントは社民支持@東広島市:2003/02/12(水) 10:38
>>347
はじめまして。
1について、参考になるかは分かりませんが、中山千夏元参院議員の著書「国
会という所」(岩波新書、1986)にそのあたりの話が書かれていたので、載せて
おきます(以下、pp.134-135より一部転載)。

…日時を指定し、だいたいの質問の分野を告げておくと、お役人が何人かやっ
てくる。質問があるらしい分野のお役人(何々局何々課長みたいな人)たちと、
ひとりは「質問とり」係だ。むろん、そういう名の部署があるわけではなく、
これは内閣政府委員室(議事堂内にあって、室長以下数人の構成)の人である。
彼らは国会に対する、いわば政府の窓口であって、議員たちの資料要求などを
各省庁に取り次ぐといった仕事をしている。
…そこで、事前に逃げの言い訳を作られたりしない程度に、質問内容を伝える。
これがなかなか難しい。こちらも委員会の前日まで、ひどい国会スケジュール
だと当日まで、質問が練りあがらないことが多いから、漠然としたことしか言
えない。すると、いつまでも帰らないで、「というと、こういう質問になりま
すかね」「すると、こんな感じの質問になるんでしょうか」とシツコク「質問」
する。かといって、あまり具体的なことを言うと、委員会での答弁より前にい
ろいろ調べてきて、先に答えを持ってきてしまう。ことに、あまり会議録を残
したくない問題だと、それをやるようだ。
最近になってようやく、質問とり応対の法というものがわかってきた。抽象的
なことでも、項目立ててメモにしやすく話すと、割合早く納得して去る。要す
るに、報告書が作りやすくなければならいのだ。もっともそれは政府委員室の
人についてであって、省庁の人はやっぱりシツコイ。
決算をやった時には、あらゆる省庁のお役人が質問とりに来るから面白かった。
固いの、柔らかいの、悪そうなの、と省庁によってえらく違う。やはり法務省
は固い。一番、柔らかかったのは何といっても農水省、それも競馬会の担当。
モミ手して「ひとつ質問の方、お手柔らかに、センセッ」と言われた時には、
役人も実に様々だ、と感心したものだった。


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