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選挙・議員関連情報スレ

3489名無しさん:2011/02/20(日) 08:56:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011022002000038.html
後がない「比例下位」議員 永田町格差に反発
2011年2月20日 朝刊

 民主党の衆院比例下位の十六人が「新会派」立ち上げを宣言したことで、党は分裂の危機に直面している。彼らの行動は岡田克也幹事長から「パフォーマンス」と切り捨てられるなど、党内外でも評判はよくない。だが決起の背景には、同じ議員のバッジをつけながら、あらゆる面で差をつけられている永田町の「格差」への反発という側面もある。

 民主党の衆院議員は三つに分けられる。

 同党の場合、衆院選で小選挙区に出馬する候補は、比例代表でも重複出馬。小選挙区で勝てばもちろん、負けても比例で惜敗率順に復活当選できる。

 比例名簿で重複立候補者の下の順位にランクされる比例単独候補は、小選挙区で負けた候補が全員比例復活し、さらに議席が余っている時だけ当選できる。

 永田町では小選挙区当選組、比例復活組、比例単独組という序列が存在する。今回「新会派」に加わった全員は最下層にランクされた比例単独組だ。

 彼らは差別されている。選挙活動をしようにも選挙区がない。ポストにも恵まれない。政府や党本部の役職はもちろん都道府県連の役員にもなかなか就けない。

 資金面でも「露骨な差別を受けている」(十六人の一人)という。後援会の会合に党幹部が応援に行くのも小選挙区議員が優先。そして何よりも、次の選挙で当選はおろか出馬できる保証もない。

 地盤もなく、収入も少なく、将来の展望も乏しい彼らは、格差社会での非正規雇用者のような存在なのだ。

 ある比例単独議員は、執行部に抗議したが「小選挙区の人には未来がある」と言い放たれたという。比例単独議員は、ほとんど運動せず当選した議員も多く、客観的にみて貢献度が低いのは事実。だが当人たちは、それなりに選挙運動をやったという自負がある。その温度差が相互不信につながっている。

 彼らは「新会派」の旗印に「マニフェストの実行」(渡辺浩一郎衆院議員)を掲げる。これには「後付けのへ理屈」(党幹部)と批判の声が多い。ただ、自分の個人名ではなく、党名を書いてもらい、滑り込んだ比例単独議員は、マニフェストへの思い入れが強いのも事実。彼らにとって、マニフェストは唯一の頼りでもあるのだ。


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