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選挙・議員関連情報スレ

3290名無しさん:2010/06/21(月) 20:16:05
ニュース争論:タレント候補は是か非か(1) 小林良彰氏/中村敦夫氏(4/6ページ)
http://mainichi.jp/select/opinion/souron/news/20100529org00m070999000c4.html

 立会人 先ほど指摘されたタレント候補の能力と立法という使命のミスマッチ。うまくマッチするケースもありますか?

 中村 小党か無所属とかで一人でやっていく時は、全法律を自分のスタッフと共に検討して、賛否や質問の中身を作るわけですが、大政党でたまたま受かっちゃった人たちというのは、党の指示に従って賛成か反対かの押してるだけなんですよ。だから、やさしいですよね。ハローワークとしては相当いい待遇の職種になってしまうわけですよ。

 立会人 待遇いいですか?

 中村 そりゃあいいですよ。現実的には4000万の年収があるわけですからね。それはトップタレントの金額ですから。しかも参議院の場合、6年間保証される。

 立会人 6年間は長いですね。

 中村 だから一度やったらやめられない。何党でもいいってことになりますよ。ほとんどの政治家でもそうなんですよ。だから、今タレント議員の話してるけど、じゃあ、他の候補者たちはそれだけの能力あるかと言ったら、これも怪しいですよ。さっき小林先生が言われた、政治の世界で何をやるかというモチベーション持ってる人が非常に少ないです。まずは政治家になりたいというような。ですから、何党でもいい。小選挙区なら候補のいない党から出るということが当たり前のようになっちゃってる。党という問題が、その個人の候補者との関係性において非常に希薄なんですね。

 立会人 小林先生。タレントの能力という問題からして、政党としてリクルートする際に、納得感のあるリクルートのケースは過去にあったでしょうか?

 小林 そうですね。もちろん中村先生もその一人でしょうし、あと舛添さんも政策能力からすれば、そういうケースになります。実は、日本は立法、司法、行政の三権分立と教わりますが、実態は建前とは違うのです。つまり、法案には議員立法と内閣提出法案があり、第二次大戦後に通った法案を全部調べてみると、8分の7が内閣提出法案なのです。つまり、行政府で作っているのです。立法府から出てきたのは、8分の1しかない。ということは、行政府が事実上、立法の原案作りの仕事をやっている。もちろん、最終決定は国会で行うわけですけど、その原案の大半を作っているのは行政府なのです。だから、なかなか行革法案が出てこなかったわけです。そういう状況の中で、党の執行部に言われるままただボタンを押している人ではしょうがないわけです。本当に自分で議員になって、何かやる人でないと。例えば、自分の議員立法のアイデアをもっているとか。しかし、現実に、そういう人がいるかといえば、残念ながらお寒い状態であるのは事実です。

 立会人 大阪の橋下知事は、地方政界ですが、タレント性とそれなりの実績があるような感じもしますが。

 小林 地方はまた話が少し変わってくると思います。橋下さんに限らず、東国原さんもそうだし、元を言えば、青島さんや横山さんもいるわけです。そうした人達が出てきた背景には既成政党への不信感がある。つまり、中央では与党対野党で争っていても、地方では首長に対して議会も共産党以外オール与党化して、ものすごく閉そく感が強くなる。そうした状況を変えてくれるのではないかという期待、政策というよりも、どうしようもない政治状況を変えてくれるのではないかという期待が、青島都知事や横山府知事を誕生させたことになると思います。東国原さんだって、宮崎を変えてくれるのではないかという県民の期待で当選したと思います。


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