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選挙・議員関連情報スレ

3289名無しさん:2010/06/21(月) 20:15:32
ニュース争論:タレント候補は是か非か(1) 小林良彰氏/中村敦夫氏(3/6ページ)
http://mainichi.jp/select/opinion/souron/news/20100529org00m070999000c3.html

 立会人 タレント候補を出すことは、集票につながるという実態があるんですか?大政党から見て。

 小林 必ずしも思ったほどの効果は上がっていないと思います。やはり有権者は、これまでのタレント候補が当選後にどのような活動をしているのかを見ているので、学習効果があると思います。あらかじめ申し上げますと、タレントだから良いとかいけないということはない。二世議員と同じで、二世だから良いとかいけないということはないのと同じです。肝心なのは、政治家になることが目的な人なのか、政治家になって何かをやることが目的なのか。そこのところを有権者は見ていると思います。政治家になることだけが目的の人であれば、タレント候補であってもなくても、二世でもあってもなくても、やはり期待できない。当選して何をするんだということが明確な人が出て来ることを、有権者は期待していると思います。

 ところで、タレント候補の集票効果がどうかと言われると、これは残念ながら今は思ったほどはないと思います。非拘束名簿式になって最初の選挙の2001年の時、舛添さんが159万票とりました。当時100万票で1議席でしたので、舛添さんの場合、余った59万票は他の候補の底上げになったわけです。あの時、もう1人の大仁田厚さんは46万しかとっていない。民主党の大橋巨泉さんも、大騒ぎになったが、結局41万しかとっていない。ということは、100万票で1議席であれば逆に自分を政党票で底上げしてもらって当選していることになります。幸田シャーミンさんは14万票。田嶋陽子さんも51万票です。これはまだいいほうで、2回目の2004年になると、神取忍さん12万票、荻原健司さん19万票。それから喜納昌吉さん18万票。いずれも10万票台ですよ。底上げにはなっていない。2007年で、舛添さんがもう1回出ましたけど47万票で、あと丸山弁護士27万票、ゴルフの横峰パパが21万票。ですから、有権者もよく見ているのではないか。舛添さんについていえば、政策としてもいろいろなことをやった。少なくとも政治家になることだけが目的の人でないことははっきりしてるわけです。そういう人はそれなりの票取りますけれど。

 中村 私自身は最初選挙区で当選しました。しかも基本的には無所属なんです。いま議論されてるのは大政党の候補。政党の名前と組織やお金というものに自分の名前を乗せて選挙するというのはやりやすいわけですね。その政党に風が傾いているときは、びっくりするぐらいの票になるケースもある。それに比べて選挙区で、しかも無所属で戦うというのは、ものすごい大変なことなんですよ。私の場合は72万票で、東京でかろうじて当選、そのために自民党候補が2人落ちた。ただ、選挙区で戦うタレント議員は少ないですよね。ほとんどは比例区ですよね。私が、「みどりの会議」というグリーンパーティーを立ち上げ、比例選挙で打って出たのが2004年なんです。その時は、私個人の名前書いた票が20万票。党名は60万票ですよ。東京で70万票以上取ってて、全国になったら20万票。全国区で一人の人間が大きな票を取るっていうのは小党では難しい。

 立会人 中村さんの場合、テレビで顔が売れている知名度効果は相当票につながりましたか?

 中村 もちろんあります。ただ、私の場合は俳優としての知名度なのか、情報番組キャスターとしての信頼感なのか、ということは、分析しようがないが、情報番組キャスターとしての何年間の集積というのは、有権者の信頼感を得るのには、ただの俳優だったより強かったんじゃないかなという感じはします。


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