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選挙・議員関連情報スレ

3288名無しさん:2010/06/21(月) 20:14:58
ニュース争論:タレント候補は是か非か(1) 小林良彰氏/中村敦夫氏(2/6ページ)
http://mainichi.jp/select/opinion/souron/news/20100529org00m070999000c2.html

 小林 私のところで世論調査しているが、「今回政権交代して良かった」という人が76%います。意外なことに自民党に投票した人にしぼっても55%が、そう答えています。一方で、「政権交代して政治が良くなった」という人は17%しかいない。民主党に投票した人だけを取り出しても33%しかいない。やはり行き場がない票が漂流している。この票をタレントで取ろうという思惑です。私は必ずしもそれが成功するとは思いませんが、少なくともそれを狙ってタレントを擁立している党もあるのではないか。政治に対する失望感があって、どの政党にも行きたくない。だから、やはり知名度ある人を立てて、少しでも漂流している票を取ろうというところが、これだけ出てくる理由ではないかなと思っています。

 中村 私もタレント候補というグループに一括された経験がありますけどね。それにいちいち反論するのも馬鹿馬鹿しかったけれども、何を共通項でそうやって一括するのか。スポーツ選手と俳優では全然バックグラウンド違う。同じテレビに出ていても、ジャーナリスティックな部門で活動してた有名人と、お笑いをやっていた人では、また全然違うわけですよね。だから、タレントという言葉で一括する、なんて言うんですかイージーさ。それはマスコミの認識としてもおかしいんではないかというのがあります。しかも、それはある種の職業を持っている有名人に対して、タレント候補だから駄目だという短絡した批評が出るとしたら、これは完全に職業差別になってしまう。

 立会人 職業差別?

 中村 そう。憲法上どんな職業でも、立候補できるわけですから、そこのところで議論しても始まらない。ただですね、私自身が政治に入ったモチベーションというか、理由というのは、やはり未来の人間社会を予測していくと非常に危険という、その認識が非常に強かったわけです。情報キャスターとして世界中飛び回って、いろんなもの見てきたということ、それと同時に世界の政治とか、日本の政治のことも考えざるを得なかったということですよね。ですから、政治的な発言をしていくうちに、私の考え方と似た人たちが、政界でも新しい動きを始めたというところがあって出会いがあった。

 ただ、基本的には国会議員は立法にたずさわる。国会は立法機関ですからね。やはり、かなり広範な知識と、時代認識とか、それから物事に対する見識というものが要求されます。別にそれは法律には書いてないけれども、実質的には要求されるわけです。何も知らない人が、立法なんてできないですよ。年間200本近い法律を審議しなきゃいけない。内容も分からず賛否の投票してるとしたら、これは実に不誠実なことですよね。

 政治家っていうのは国民の代表として選ばれる。そういう資格がタレント候補と言われる人たちにあるのかと言われれば、現状ではないですよね。例外はありますけどね。それは何をやって有名になったかということと関係あるんですけど、とりあえず政党に名前を貸したという人たちには、そういう能力がないということは、現場で分かります。今のような乱立は、何でもいいから、昔有名だったとか、名前をまだ覚えているというようなスポーツ界の人々、芸能界の人々をアトランダムにノミネートしてるということはありますね。まるで、ハローワークみたいな感じがしますね。要するに、忙しくなくなった元有名人たちのね。大変重要な仕事をしなきゃいけないという能力と、「昔の名前で出ています」の能力とでは、余りにもギャップがありすぎる。


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