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選挙・議員関連情報スレ

2861とはずがたり:2009/06/24(水) 13:10:15

衆院選へ麻生色出せず 歳出増と財政再建「中途半端」批判も
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009062490070856.html
2009年6月24日 09時01分

 政府が23日に閣議決定した経済財政運営の指針「骨太の方針2009」。自民党にとっては次期衆院選マニフェストの基本となるはずだったが、党内の評判は「麻生太郎首相が何を訴えたいのか見えない」といまひとつ。唯一注目を集めた歳出削減方針からの転換にも「中途半端」との声が漏れた。 (篠ケ瀬祐司)

 「安心・活力・責任」をキーワードにした「骨太の方針09」の成長戦略は、「どこかで聞いたことのある政策」(若手議員)が目立つ。

 例えば、2020年ごろに太陽光発電を20倍にし、新車販売に占めるエコカーの割合を5割に引き上げる「低炭素革命」や、介護分野での雇用を3年間で30万人創出する「介護機能強化プラン」は、いずれも自民党の日本経済再生戦略会議が4月に発表済み。

 党側の主張をそのまま骨太の方針に盛り込み、「これこそ麻生ビジョンだとは言いにくい」のが実態だ。

 また、減税と給付金支給を組み合わせた「給付付き税額控除の検討」は、昨年末の与党税制改正大綱にすでに盛り込まれている。民主党も07年末の税制改正大綱で示している内容で、衆院選の争点にできそうにない。

 一方、政府は骨太の方針09の議論を通じ、社会保障費の伸びを年2200億円抑制する方針を撤回した。小泉改革路線からの明確な政策転換だが、抑制方針を打ち出した「骨太の方針06等を踏まえ」との文言は残った。

 政策を転換して歳出拡大路線に踏み込みたいが、「責任政党」として財政再建への道筋も残したい−。骨太の方針09には、そんな首相の思いがにじむ。

 しかし、明確な方針を打ち出し切れないのは、首相に自信や決断力が欠如していることの証左でもある。

 選挙基盤が弱い若手議員らからは「政策転換するなら骨太の方針06の文字を消して、有権者を驚かせなければだめ。選挙なんだから、麻生ドクトリンを示すべきだった」との批判も漏れている。

◆自然増認める 財務相が覚書

 政府の「骨太の方針2009」をめぐる自民党の了承手続きは23日、与謝野馨財務相が「2010年度予算において、社会保障の自然増についてはそのまま認める」ことを覚書として提示し、最終決着した。

 覚書には、無理のない範囲で、節約に努めることは国民に対する責任である▽数字をもって節約の目標を示すことはしない−ことも明記し、与謝野氏が署名。党執行部に提出した。

 与謝野氏は22日、社会保障費の2200億円抑制方針を、10年度予算編成では適用しないと細田博之幹事長らに口頭で約束した。

 しかし、骨太09に最も強硬に反対していた尾辻秀久参院議員会長は、骨太09への明記を主張してなお譲らず、執行部は覚書を取り付ける形で混乱の収拾を図った。

 23日の総務会では、笹川尭総務会長が覚書内容を口頭で説明。反対論を唱えるのは尾辻氏だけとなったことから採決はとらず、了承を宣言した。

(東京新聞・中日新聞)


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