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選挙・議員関連情報スレ

2800千葉9区:2009/02/27(金) 23:05:31
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090227dde012040004000c.html
特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 元自民党幹事長・野中広務さん
 ◇歴史の教訓、共有を−−野中広務さん(83)
 「まだ賞味期限が残っているのか、いろんなところから講演を頼まれるんだ」

 野中広務・元自民党幹事長。83歳になるというのに、張りのある声は、若手議員からドンと畏怖(いふ)された現役時代と変わらない。

 「今の国会運営を見ていたら、選挙を前にした党利党略、個利個略、見せ場作り。世界の動きを見て、国民の目線に立ち、国会で何をするのかを考えるべきなのに、政治家は共有すべき基本線が全く分からないまま、相手の揚げ足取りに終始している。そんな毎日を見ていると、かつて中央政治にあった一人として悲しく思うし、私はいい時に引退したなと思う」

 野中氏が引退を表明したのは03年9月。郵政民営化を掲げた小泉純一郎首相(当時)が自民党総裁選で再選される直前だった。郵政族だった野中氏は小泉首相から「抵抗勢力」と批判され、影響力をそがれていった。インタビューでその辺りに話が及ぶと、そら見たことか、という顔をした。

 「あれから5年半たって、小泉改革は間違いだったということに国民がやっと気づき始めた」

    ■

 野中氏はいう。

 「小泉改革は結果的に『改革利権』を生んだ。その責任が問われるのを恐れて引退を決めた。かんぽの宿やメルパルク(旧郵便貯金会館)だけじゃない。郵政民営化はオリックスなど一部の人たちを利した。改革を熱狂的に支持した国民は踊らされただけだ」

 野中氏もかつては自民党の金権政治の中枢にいた。評伝「野中広務 差別と権力」を執筆したジャーナリストの魚住昭さんは、野中氏や故田中角栄氏の政治を「土着的な社民主義」と呼ぶ。地方の土建業と癒着した公共事業のばらまき政治だが根底には弱者への共感があったというのだ。

 「公共事業はすべて悪、ダムはやめればいい、みたいな考えは間違っている。採算性の悪い道路を造るばかりじゃだめだが、国土の均衡を保った発展は大切だ。そうでないと地方の住民は我慢し続けるか、そこから逃げ出すしかない。合併できない町村や残存世帯が少ない集落で暮らしている人たちに光を当てるのも、政治の役割だ」


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