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選挙・議員関連情報スレ

2760千葉9区:2008/12/21(日) 21:13:29

 この中で、青木氏は第2次小渕改造内閣で要となる官房長官に抜擢(ばってき)され、続く第1次森内閣でも留任した。同氏は、2代にわたり、首相の女房役として実力を発揮し、その後、“参院のドン”として君臨した。

 また、海部内閣で小渕氏は党の要となる幹事長に就いたほか、小渕内閣の幹事長は森氏が務めた。

 これらは、主要な人事で、雄弁会人脈がいかされたケースともいえる。

 しかし、国会議員で一番多いのは、東大出身者だが、元号が平成になって首相を務めた麻生氏を含む14人のうち、東大出身は、故宮沢喜一氏だけだ。この傾向をみる限り、東大出身者がまとまって政治行動をとっているようには思えない。

 政治の世界は、利害が激しく対立し、その厳しさは「生き馬の目を抜くようだ」とも例えられる。実際、国会議員もときどきの主要テーマによって、離合集散を繰り返す。だから、学生時代の友情や学閥が、いかされる場面は少ないのだろう。




 来年は衆院議員が9月に任期満了を迎え、総選挙が必ず行われる。麻生内閣の支持率が低迷する中、政権交代の可能性もでてきている。国会では、次期衆院選を意識して、自民、民主など与野党が内政、外交など多くの課題で激突している。

 米国では来年、大統領選で勝利を収めた民主党のオバマ氏が大統領に就任する。しかし、政権が共和党から民主党に移っても、国防長官は留任する見通しで、安全保障政策は継続される。

 かえりみて、日本では、安保政策をみても、イラクの自衛隊派遣やインド洋での海上自衛隊の給油活動をめぐり、自民、民主両党の対応はわかれた。かりに、選挙をへて、民主党主導の政権が誕生した場合、日本の安全保障がどうなるのか不安が残る。


 国会議員の学閥や学生時代の友情も大局を誤り、私情に流されるようでは、弊害以外の何ものでもない。しかし、学閥や友情などが議員間の信頼関係の回復の一助になるのであれば、ある程度容認してもいいのかもしれない。

 経済ひとつをみても、日本を取り巻く情勢は厳しさを増している。与野党が政策を競い合うのは当然だ。だが、ただただ対立を繰り返すばかりでは、政治への失望が強まるだけではないのか。

 選挙は選挙として、与野党の幹部らが当面の課題についてしっかりと話し合い、結果を出していく姿勢が求められている。(今井大介)


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