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選挙・議員関連情報スレ

1480とはずがたり:2003/11/21(金) 15:38
<兵庫2>

◇マニフェスト民主に有効作用
 ――マニフェスト(政権公約)は投票行動に影響を与えたのだろうか。
 A 今回はイメージ戦略の域を出なかったことは否めない。選挙戦終盤、ある陣営幹部は「小冊子を何部配れるかが当選の分かれ目」とも話していた。投票率にも結びつかなかった。
 B 内容の影響は少ないが、存在そのものの影響はけっこうあったと思う。「読んでいる人はあまりいない」と言われているように、中身が多くの人の関心を引いたとは思えない。しかし、とりあえず入手してみる人は多かった。マニフェストは「新しいものの一つである」という点で、それを最初に言い出した民主の支持を伸ばしたと思う。
 C ある民主候補は「2大政党制の時代」と呼びかける以外、マニフェストに沿った政策はほとんど主張しなかった。公明候補は年金改革のマニフェスト作成にかかわり、それを前面に出していた。激戦の中では余裕がなくなったのだろうか、後半戦は「連立の要」を強調しすぎて、マニフェストを訴える姿がかすんでしまった。「難しい言葉で書かれても分からない」と言う有権者もいた。
 A 民主の当選者は「今回は最初だから、もっと大きく広がれば政治のあり方、選挙のあり方を変えていける可能性を感じる」と話していた。マニフェストの小冊子は捨てずに持っていてほしいと思う。そうすれば公約破りをチェックできる。
◇政治家の世襲、争点にならず
 ――前回と同じ顔合わせの「因縁の対決」が多かったが。
 D 1区では795票差で自民の砂田圭佑さんが民主の石井一さんとの3度目の対決を制した。石井さんは「公明の2万数千票に負けたということだ」とくやしさをにじませた。
 B 5区は自民の谷公一さん、民主の梶原康弘さんとも政治家2世のため、世襲は争点にならなかった。それよりも谷さんが但馬、梶原さんが丹波・北摂を地盤としており、地域対決の感があった。結果的に比例代表を含めて2人とも当選し、「地域のためによかった」と喜ぶ有権者もいた。
 C 9区の41歳の西村康稔さんと72歳の宮本一三さんは保守同士、世代間の争いだった。有権者は若い西村さんを選択した。11区の民主、松本剛明さんと自民、戸井田徹さんとの3度目の対決は、今春の姫路市長選が尾を引いていた。松本さんが支援した石見利勝市長がほぼすべての集会に同行するなど、全面的に支援した。3度目の顔合わせとなった12区の自民の河本三郎さんと無所属の会の山口壮さん。前回、1市11町で山口さんの得票が上回ったが、今回は3市13町で河本さんが勝った。世襲候補の河本さんは、自治会などに頼った従来型の組織選挙と批判もされたが、前回より1万票近く伸ばし、「河本王国」の底力を見せつけた。
 A 選挙区によってはデマや中傷が飛び交うことも多かった。政策の主張より、相手を非難する姿勢が目立った。有権者はうんざりしていたと思う。政策を戦わせて、有権者のためになる対決にしてほしかった。(毎日新聞)
[11月11日21時21分更新]


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