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選挙・議員関連情報スレ

1475とはずがたり:2003/11/21(金) 15:20

<愛知> >>1468

 ◇旧態の組織戦で惨敗の自民
 県内15小選挙区のうち10議席を確保と、民主党が圧勝した今回の衆院選。小泉純一郎首相の高支持率を背景に前回の5議席からの上積みに自信を見せていた自民党は、わずか3議席の惨敗を喫した。“2大政党対決”が色濃く出る選挙戦に共産、社民両党は埋没したにもかかわらず、公明党は堅調に議席を伸ばす対照的な結果に終わった。その背景を、取材記者が語り合った。
 ●民主圧勝
 A 政権交代可能な政党への期待感をうまく生み出したのが勝因。95年参院選で新進党が比例得票で自民党を上回ったのと似ているね。
 B 民主党との合併で15区に移った旧自由党の都築譲氏が善戦したのには驚いた。14区では民主が初めて東三河で議席を獲得した。元蒲郡市長の鈴木克昌氏の個人票もあるだろうが、自民党の支持基盤を突き崩したのは、やはり無党派層がついたからだ。
 C 「ものづくり愛知」の県だけに、製造業が多い。やはり労組の基盤があってこその勝利じゃないの。
 ●自民惨敗
 D 組織が弱っている分、ウイングを広げるべきなのに、無党派層の票は小泉・安倍晋三幹事長の「二枚看板」効果だけで取れると勘違いした。有権者は見抜いていた。
 B 歯科医師会頼みで3区で落ちた吉田幸弘氏が象徴的。県歯科医師会も公明の坂口力厚生労働相を招いて「選挙区は吉田、比例は公明」のキャンペーンを張った。都市部でも旧態依然の組織選挙から抜けられなかったのが、自民党惨敗の原因じゃないか。
 A 自民党県連は選挙戦に入ってから6区で丹羽秀樹氏が当選した場合、候補者調整で比例に回った長谷川達也氏と「コスタリカ方式」にすることを決めた。県連の一存で党本部に認められるはずもないのに、支持者を甘く見てるね。
 ●2枚看板
 D 小泉首相も安倍幹事長も、どちらの応援演説もすごい人出だった。だけど、集まったのは携帯で写真を撮ろうとするようなノリの人ばかり。ナマで見たいという人は多かったのだろうが、集票効果があったかどうか疑問だ。
 C 評判が悪かった森喜朗前首相も、首相を辞めた後の集会では、姿を見た若い女の子に「キャー」とか言われて騒がれていたぐらいだから。騒がれれば支持があると思うのは大きな勘違いだ。
 B 民主党の菅直人代表や岡田克也幹事長の場合は、聴衆の数こそ小泉・安倍両氏に比べて少なかったが、中身のあることを言っているように感じさせたようだ。60代の女性も菅氏の演説後、「分かりやすかった」と言っていた。
 D 01年参院選の小泉ブームの立役者は、結局、「反自民」の無党派。抵抗勢力を解体した今、小泉首相は反自民の象徴でなく、自民そのものと見られるようになったんだろうね。(毎日新聞)


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