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選挙・議員関連情報スレ

1474とはずがたり:2003/11/21(金) 15:17
<福井> >>1468

 ――前哨戦の激しかった選挙だったが。
 A 2区で前職の牧野隆守さんの去就が注目された。きっかけともなった週刊誌記事の出所を巡って、さまざまな噂が飛んだが結局はわからない。前哨戦といえば、当選した山本拓さんの陣営はかなり早くから選挙準備を進めていたのが奏功した。牧野さん不出馬で自民党公認は宙に浮き、世論調査をもとに党本部で公認決定へと、まるでシナリオライターがいるかのようなストーリー展開だった。
 B 牧野さん不出馬表明のあとの自民党公認問題は出来レースにみえた。県連の執行部会での松村龍二県連会長や党本部の対応は、明らかに「山本拓ありき」。関孝治県連幹事長も、山本さんの応援演説で「党本部は初めから決めていた」と話しており、一部の県議が「県連の議論はなんだったのか」と主張するのは的を射ていた。また、1区で松宮勲さん支持を決めた平泉渉さんの後援会の一部が「松宮さんの個人演説会に松村会長が来るなら動員をしない」などと文書を出していたようだ。反松村の思いが平泉陣営を覆っていた。
 A 1区では民主公認を巡る党県連と笹木竜三さんとの駆け引きが気になった。笹木さんは民主と連携しようと県連と協議したが、党県連に相談なく9月30日に出馬会見をしたことから亀裂が入り、10月9日の衆院解散前日に決裂した。結局、民主は出遅れ、本郷史剛さんは労組票を固めることが出来なかった。決裂の後、ある県連幹部は「彼は信頼できない」とかなり憤慨していた。狙いは時間稼ぎだったの声も出るほどだった。
 C 3区は、玉村和夫さんが「もんじゅ」の運転再開の是非を問う住民投票の実施を目指す会の代表を務めていたことが、原発の関連労組に嫌がられ公認調整に手間取った。原発は「票が逃げる」と国政選挙では争点にならないが、やはり選挙に大きな影響を及ぼしたと思う。有権者は「原発隠し」とも取れる民主党県連の対応を見て、中央で「マニフェスト」を前面に押し立て、都会的な選挙戦を進める「民主党」と同じ党とは思えなかったのではないか。
◇あの手、この手…
 ――今だからこそいえる選挙のこぼれ話を。
 B 2区の山本陣営に応援に来た中川秀直国対委員長が1区の笹木さんの事務所にも行ったという噂も流れた。笹木さんが当選していたら、どういう政治行動をとるかは今一つはっきりしなかったが、前回選挙で自民公認を申請した経緯から自民・森派に入るとの噂もよく聞いた。とにかく今選挙はあらゆる場面で森派の影がちらついた。また今回も選挙期間中に怪文書を目にすることが多かった。出所は分からないが、誹謗(ひぼう)中傷で相手をおとしめるのも情けない。
 A ある候補の選挙カーとすれ違った時、「田中真紀子でございます」と田中さん本人の声が聞こえてきたのはびっくりした。道端を歩いていたおばちゃんたちもみんな振り向き、手を振っている。でも、車内をのぞいても本人の姿はない。陣営に確認するとテープを流し、住民に「真紀子さんが来た」と思わせて家を飛び出させる戦術だった。でも、家から出て、車を降りてきた候補者を見たら違う。逆効果という気もした。
 C 高木さんが出陣式で演説した後、勢い余って台の上で転んでしまった。あわてて靴が脱げたままの状態で手を振って「大丈夫ですから。大丈夫ですから」と必死のアピール。縁起をかついで、「落ちる」や「こける」を嫌う政治家という仕事は大変だと感じた。


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