したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

「クリスマス=オラトリオ」の歌詞のメモ

6Bhaashendradatta:2009/09/26(土) 00:25:32
(Macや一部の携帯からは、ラテン語の合字や長音符号付き文字が読めないとこが
分かったが、とりあえずこのまま進める)

上述>>5の erantには、さらに3つ目の補語が並列して続く。custodientesである。
custōdiō(見張る・監視する)の、現在分詞custōdiensの、男性複数主格である。
長短を示すと、custōdientēsになるものと思われる。

次は vigilias noctis であるが、
noctisは、nox(夜)の単数属格(女性)。母音はいずれも短い。
vigiliasは、vigilia(夜警時)の複数対格(女性)。vigiliās。
このvigiliāsは、時間を表す対格で、「複数の夜警時の間じゅう」。
さらにそれに係るnoctisは、分格的用法で、「夜を構成するところの〜」。
夜警時とは、夜警が交代で見張りをする、夜の時間単位。
この2語で要するに、「夜通しずっと」ということだと解釈できる。

次は、super gregem suum。
gregemは、grex(群れ)の単数対格(男性)。
gregō(集める・群れの中に入れる)という動詞に関係している。
「羊(aries / ovis / agnus)」という明記はラテン語の文面にはない。
suumは、suus(自分の)の男性単数対格。
牧夫・羊飼いが複数でも、形に問題はない。(ここでの単複は係る先の語(gregem)に依る)
superは、「〜の上に(へ)」を表す前置詞で、支配下の名詞句が対格であるので、
監視の視線の動く方向を表しているものと理解できる。
但し、custōdiōにはこのような前置詞は必須ではなく、若干の疑問が残る。

以上までで、歌詞の最初の文である。

なお、和訳で「野宿をしながら」と訳すからには、「vigilantes」にその意味がなくては
ならないが、寝ずに警戒して起きている以外の意味はない。英語詞の“abiding”も、
「滞在・滞留して」くらいの意味であろう。
しかし、ギリシア語から直接訳したエスペラント版にも野宿を明記しているので、もとの
ギリシア語には野宿のニュアンスの強い動詞が使われていたものと一応推測しておく。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板