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質問です。

5早川太基:2009/01/31(土) 14:31:19
拝復
 ご返事ありがとうございます。
 さっそく参照してみたいと思いますが、そうですか、デーヴァナーガリー
文字が問題ですね。勉強します。
 「4」のような、基礎的研究は管見の範囲では、見当たりません(大学生
の守備範囲ではありますが)。第一に、漢梵両者に、韻律にまで精通すると
いうのが、困難であるゆえんでしょう。

 仏典の「偈」の部分の五言・七言の訳には、なにか梵文原典の差異
はあるのか・・・興味深いですね。
 いまの僕が、仏典の漢訳のほうの特徴だけいいますと――
 ①五言・七言には漢語韻律では元来「2・3」「2・2・3」という言葉
の区切れがありますが、仏典では時として破格が用いられること。(多くは
、この規則に従っています)。
 ②漢語の韻律では根本的である、語尾の「韻」はまったく用いられないこ
と。
 ③漢字音の一字一字の声調による韻律、というような配列による規則性は
見られないこと。

 さて「近体詩」(絶句、律詩など、「平仄」の規定があるもの)の成立
には、「声明」(言語学のほうです)が一役買い、梁の沈約(441〜513)
が規則立てたのは先人の指摘もあるのですが、どうもその「一役買い方」
がよく分からないのが現状です。
 説明はあっても――漢語と梵語の差異に注目し(当然でしょう・・・)、
漢語独自の「声調」をうまく組み合わせることによってリズム感が生じる
ことに気づいた(彼は、一からここまで到達したのか??すこし凄すぎない
か??なにか依拠したものが、想定できないか??)ということ位です。
 この梁というのも、すこし曲者です。梁の武帝がいるような仏教王国です
から。まだ為されていないと思われる、仏典の梵語と漢訳との比較など、叩
いたら何がでてくるか分からないという箇所だとおもいます。

 自己紹介が遅れましたが、僕は現在、中国文学科の学生です。卒業論文で
は、「宋代の詩話」(これも同じく未研究分野の一つです)を取り扱ってい
ますが、いづれは、この「漢語韻律の成立」の問題にも取り組みたいと思っ
ています。
 むかし弘法大師は、恵果和尚をして「漢梵たがふことなく・・・」と賛嘆
せしめたと聞きますが、これ位の才力でないと、手のつけられぬことでしょ
う。
 今後とも、ご教示ねがいます。
                  早川太基 九拝


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