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創作メモ

96管理人:2012/03/29(木) 21:28:32
有名な書記の翻訳サイトがあるんだけど、武烈代までしか載ってないから
残念ながら継体以降はwiki情報多めであるとお伝えしておきます。

よく言われることだけど、仏教公伝ってのは、まさに公伝であって、私的な伝来は以前からあったわけだし、
また、それはいわゆる廃仏派と言われる集団に属する個人においても、私的な信仰はあったのである。
そりゃホトケも数多いる神様の一つとしか思われていなわけである。
崇仏派と廃仏派の対立というのは、国家を挙げて祭祀するか否かの争いである。

そうなってくると、やはり廃仏派に分があるわけだ。当時、国家レベルの信仰対象の中でも最高位にあるのは三輪山である。
これはもう崇神代から、つまり三百年以上続いているのだ。かつて神功陣営がアマテラス祭祀を持ち込んだこともあったが、
オオモノヌシ様がお怒りになられて、マイナー落ちしてしまった。別にアマテラス信仰が潰えたわけでもなく、
伊勢へ引越して生き続けてはいるものの、やはり最高の神様はオオモノヌシ様なのだ。
神功陣営ですら妥協のオオモノヌシ祭祀によって民心を掌握したわけである。三輪山信仰は王家と切り離せないのである。

欽明は当初、仏像の見事さに関心を持ち、臣下に問うたそうである。以下、臣下の感想を管理人が代弁。
・蘇我イナメ:近来の渡来人と関係を持つのがええやろ。それにホトケをアレにアレしたらアレやで。
・物部オコシ:こっちは古くから王家=三輪の権威に仕えとるんじゃい。ホトケはマイナーでええやろ。
・中臣カマコ:ウチらは伝統的祭祀でメシを食ってますんで。ホトケとかないわー。

ちなみにこのカマコはカマタリとは違う方のカマコである。根拠はないが、管理人はこのカマコの存在を若干怪しんでいる。


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