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創作メモ
56
:
管理人
:2012/03/20(火) 16:49:50
病弱だとか言ってたのに、医者に診てもらった後は随分と盛んですこと。
それはともかく、このどうってことはない話の何が「なんかヘン」なのかというと、
①皇后の出産と神話のコノハナノサクヤ姫が被る。垂仁妃のサホヒメとも被る。
②中臣は下っ端。
③皇后と磐之媛も被る。允恭と仁徳も被る。オトヒメと磐之媛も状況的に被る。
ってな点だろうか。だいたい記紀には同じネタの使い回しが多い。
まず①なんだが、これは神話によくあるパターンらしく、この時生まれた王は大抵すげえ感じになるのだ。
サクヤ姫は天孫ニニギの嫁。一夜だけで身ごもったサクヤをニニギが訝しんだところ、
怒ったサクヤは火をつけて出産するのである。その時に生まれたホオリは別名山幸彦であり、神武の祖父である。
サホヒメは垂仁の嫁である。サホヒメの兄であるサホヒコは垂仁に反逆し、サホヒメは兄につく。
サホヒコが討ち取られる際、運命を共にしたサホヒメが火の中で垂仁の子供を産むのである。
その子はホムツワケというらしいが、その後の神話っぽいエピソードに絡んでくるのみで、詳細はよく分からない。
まあ、そんな感じなわけだが、サクヤ姫・サホヒメ・忍坂姫の話を3つ並べて、その相関を調査すると、
いろいろ見えてくるのではないか、と思う。結局管理人は何も分からんかったが。
オホハツセ=雄略に凄さを与えるエピソードだろうか? 気合い入れて検証した割に、何も分からんかったのが悲しい。
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