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創作メモ
103
:
管理人
:2012/03/31(土) 14:50:48
どこまで本当の話なのかは分からないが、表面を見る限りでは、ウマコは権謀術数に長けたおっさんであり、
モリヤは空気の読めない馬鹿であり、穴穂部は頭のネジが緩んでいる強欲な男、という風に感じる。
負け組にはもうちょっと他にやりようがあったように思われるのだが、モリヤは懲りずに穴穂部擁立を図るのである。
一方、ウマコは穴穂部と同母兄弟のハツセベを立てんとする。王不在のまま、戦争になるわけだ。
よく見るとウマコの嫁はモリヤの妹なんだよね。ドロドロしとんなあ。
先手を取ったのはウマコ。穴穂部抹殺に成功し、モリヤ追討を決定する。こっから先は有名ですな。
ウマコは厩戸・竹田・ハツセベらの皇族軍やその他諸豪族の軍を率い、河内へ進軍。
味方のいないモリヤは健闘し、何度かウマコ軍を退けるものの、厩戸の仏法祈願作戦が奏功したのかどうかは知らないが、
大将モリヤの射殺に成功。残ったモリヤ軍は殺されるなり、逃げるなり、とにもかくにもいなくなった。
モリヤの領地や奴隷は半分がウマコのもの、残り半分は厩戸が建立した四天王寺のものになったらしい。
これは上述のとおり、ウマコの嫁がモリヤの妹なので、相続権があるとのことである。
この後、ハツセベが即位して崇峻となる。父は欽明、母はオアネ(蘇我)である。敏達・用明・推古の異母弟でもある。
また、今後はホトケ信仰が当たり前のことになっていく。
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