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フランス語フランス文化質問箱

98:2007/09/16(日) 08:30:04
野田秀樹氏の話
 前々回仏語で落語を演じたということをお伝えしました。実はこれも「英語でしゃべらないと」の中の話です。野田秀樹氏が英国公演中、まだ日本語で劇をしていた時、劇の最中に台詞をど忘れしてしまったときのことについて話されました。当然のごとく、イギリス人は台詞が飛んだことに誰も気づかなかった。それがあまりに印象強く氏の脳裏に残ったそうです。もし伝えようとするなら現地語でやらなければと。私は野田演劇に詳しくないのですが、氏の脚本には「言葉遊び」の場面がいくつかあり、日本語なればこそ面白いという要素があるそうです。英語で演じるとなれば、そこはあきらめるしかないと仰っていました。英語なればこその面白さ(韻を踏むなど)もあるので、開発の余地はあるそうですが・・。
 この話を聞いて、確かに日本語での落語の良さは出せないかも知れないが、笑いに対する日本人の知恵や歴史や造詣の深さを伝えるには仏語でやるべきだと考えたわけです。まとまりませんが、わかってもらいたいという強い気持ちを伝えるには現地語で演ずるべきではないでしょうか。野田氏も現在英語で脚本を書き、イギリス人に演じさせているものも増えているとのことでした。


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