[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
フランス語フランス文化質問箱
53
:
古川利明
:2006/10/29(日) 18:15:45
女性大統領について
竹下さんの「女性大統領待望論」、興味深く読ませて頂きました。竹下さんのセゴレーヌに対する期待が伝わってきます。ただ、彼女は(おそらく)、オランドと「ニコイチ」なんですよね。ヒラリーとクリントンとの関係のように。ヒラリーがクリントンなしに存在しないように(それは男女のそれよりも、「政治活動」という、オフィシャルな部分でしょうが)、セゴレーヌもそうだと思います。私は別に男女の能力差はないと思いますが、良くも悪くも、現実問題として、「政治」はあまりにもドロドロと汚いところに関わらざるを得ません。要するに「肥溜め」に手を突っ込む必要があるということです。それを考えると、あまりにもセゴレーヌは品が良すぎるというか、「清濁合わせ呑む」という部分がないんですよ。そこらあたり、ドビルパンとも共通するところだと思います。何か、フォーブール・サントノレのサロン・ド・テで、やんごとなくお茶を飲んでいる姿がサマになっているっていうのでしょうかねえ。日本でいうと、この前、滋賀県知事に当選したあのオバチャンみたいな感じですかね。確かに「市民派」で「クリーン」な感じはしますが、じゃあ、議会を牛耳っている、脂ぎった顔の、魑魅魍魎とした連中と渡り合えるか、ということです。その点、シラク、サルコジの方が、そういう手管には全然、長けています。シラクもかつては直球一本だったと思いますが、コアビタシオンでミッテランに煮え湯を飲まされて、だいぶ、変化球も使えるようになってきたとは思います。でも、去年のEU憲法草案の是非を巡る国民投票でも、それを最初に言ったのが、その前年の革命記念日だそうですよね。半年以上も間を開けたら、その間にいろんな世論動向の変化もあるわけですから、まだまだ脇は甘いです。それに比べたら、サルコジの方が全然「策士」で、アイツは本当に油断ならない男です。「頭が痛くなって、表から消える」なんてのは、要は「雲隠れ」じゃないですか。都合が悪くなったら「逃げる」ということでしょう。サルコジはENAに籍を持っていないにもかかわらず、ここまでのし上がってこれたのは、まさに「権謀術数」以外の何物でもないでしょう。その点では、彼は余りにも「謎」が多いですね。今、治安担当の内務大臣をやっていることを含めて、竹下さんも含め、フランスに在住する言論人たちが、サルコジをなかなか正面切って批判しようとしないのは、彼に対する「怯え」があるからでしょう。でも、シラクは叩かれる。ワールドカップの例の「頭突き騒動」で、ジダンがシラクに対して頭突きをしている風刺画がネット上に出回っていたようですけど、本来なら、あの頭突きの相手は「サルコジ」でなければならないはずでしょう。竹下さん、前にはっきりと私に言ってたじゃないですか、「もし、サルコジが大統領になったら、フランスから出て行きたいくらいだ」と。もし、「真の言論人」であることを貫くのであれば、もっと、筋を通した発言をしなければですよ。サルコジに別件でパクられて、警察の留置場に入るくらいの覚悟と勇気がなくて、何が、「言論人」だと私は思います。トルコの知識人は、クルド人問題で政府を批判するだけで留置場に引張っていかれているじゃないですか。私が「シラク3選」を支持するのは、そういう理由からです。それで、「共和国大統領」は、アメリカ、中国、ロシアといった、そういう手管にかけては、相当なものを持っている連中相手に交渉するわけですから、それを考えると疑問符を感じます。ただ、そういう「政治家としての資質」は置いといて、「女性らしさとしての魅力」という点で見れば、セゴレーヌもギグーも全然、OKですが(笑)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板