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フランス語フランス文化質問箱
410
:
迷える大羊
:2012/06/13(水) 19:32:14
ヨーロッパでの東洋人イジメ
>シノワでなくもっと本格的な蔑称ももちろんありまして小学校などではアジア人の子供への差別語になっています。
「やーい、中国人(チン・チャン・チョン)」というのは、ヨーロッパの主に白人系の子供が日本人含むアジア系・東洋系を虐める際の定番のフレーズらしいですね。大多数のヨーロッパ人にとって、中国、日本、ベトナムの違いは「どうでもいいこと」らしく、アジア人、東洋人はすべて「中国」。「日本人は犬食うだろ?」みたいなイジメを食らって「日本人は食べないよ」と言い返しても「ムダ」なようで。
まあ、日本、特に地方の公立学校の「ガイジンイジメ」も、なかなかにキツイものがあるので、どっちもどっち、なんですが・・。
ネタはサンドラ・ヘフェリンさんの「ハーフが美人なんて妄想ですから!」(中央公論新社)です。
http://www.chuko.co.jp/laclef/2012/06/150420.html
著者は日独ハーフの方。タイトルはふざけてますし、文面も「軽め」ですが、なかなか考えさせられる内容でした、個人的に。本の内容はこの著者のサイトの記事に準拠しているものが多いです。
http://half-sandra.com/column/2012/06/10/1049.php
#comment_anc
(ハーフについて考える)
まあ、真面目で深刻な話はとりあえず、当該URLや本の方を見ていただくとして、読んでいて、個人的に笑ったというか、(日本人として)思い当たる節があって恥ずかしかったのは(ハーフの人が)、いくら、日本語ができる(というか日本語が母語)、日本国籍もあるといっても英語で話しかけられる、とか、国際結婚に憧れがあるんだか、なんだか、わかりませんが、初対面、あるいは大して仲良くもないのに「両親のなれ初め」を根ほり葉ほり聞かれる・・とか、友達と「日本語で」話しているのに、「ユー・フレンド?」などといって、英語で割り込んでくるオジサン(要するに英語話したがり、若者よりオジサン、いわゆる団塊世代に多いそうな・・)とか・・。とにかく、ガイジン顔=英語の短絡思考には困ったもの、とのこと。
なんていったらいいのか、チヤホヤして持ち上げるにしても、逆に貶めて差別するにしても、とにかくガイジン、というかガイジン顔の異人種に対し、つい妙な「特別扱い」をしてしまう、ガイジン顔の「日本人」が想像できない・・なんてところが非常に「田舎者」的で・・。フランスなどの人種状況を聞くと、いくら、GDPの順位が上位でも、ハイテク大国でも日本はまだ「先進国」ではないのかも?とつい考えてしまいました。
>まあ、それもこれももう昔の話で、今は郊外の公立小学校など人種のるつぼになっていて、金髪碧眼の子の方がいじめられかねないんですけどね
フランスではそうなんですか?ドイツなど他国ではどうなんでしょうか?まあ、国や地域による、といってしまえばそれまでなんでしょうけども?先のサンドラさんは1975年生まれ。彼女の子供時代は今から30年から20年くらい前になりますから、その間にヨーロッパも変わったんですかね?
フランス在住30年の日本人の視点からはどう思われますか?
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