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フランス語フランス文化質問箱
270
:
迷える大羊
:2010/09/25(土) 00:57:42
中国への思い
恥ずかしながら、フランスとか欧米圏の左翼にも中国や文革に入れ込んでいた時期があったなんて、初めて知りました。そんなものは、中国文化から多大な影響を受けた歴史がある日本人左翼独特の「思い入れ」とばっかり思っていました・・。
それにしても、欧米人といい、日本人といい、中国にどうして、ある種の幻想というか現実離れした入れ込み方をする人間が絶えないのはなぜでしょうね?東アジア以外の人間にとって、東洋といえば中国ですし。それだけ、4千年にわたる歴史をもつ、奥が深く魅力的な国といえばそれまででしょうし、単純にでかくて人口も世界一ってこともあるんでしょうが。
やはり、4千年にわたる歴史と文化の魅力は人を惑わしてしまう魔力があるんですかねぇ?
最近でも、中国がアメリカに匹敵する超大国になる、G2の時代だって話がありますし。現代だけではなく、19世紀にも「眠れる獅子」なんて評価がありましたね。しかし、アヘン戦争に敗れ、世界も日本自身も日本の敗北に終わると予想された日清戦争もフタを開けると全く逆、日本の圧勝だったりしましたし、どうも、歴史的にみてかの国への「思い入れ」「期待」は現実離れした過大評価に終わる傾向が多いような気がするのは私だけでしょうか・・・。
20世紀に入り、世界中の左翼、インテリの「期待」と「思い入れ」を集めた「大躍進」「文革」もフタをあけるとこれも悲惨としかいいようのない有様でしたし。
いや、今はGDPは今年ついに日本を抜いて世界第二位に躍進したし、中国市場はでかい、今や世界中の企業がなびいているぞ、、今度こそ「期待通り」じゃないのか?とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、この21世紀の「大躍進」も、私からするといろいろツッコミたくなるところが満載で。
そのGDPの中身の45%ぐらいが「投資」(バブル経済の典型的な特徴)、海外移民の多さ(皆が皆経済的理由ではないとはいえ、世界第二位の経済大国から?)、大卒者の就職率が6割程度(10%近くの高成長率なのに?)、海外への養子縁組、いわゆる孤児輸出の多さ(しつこいけど、世界第二位の経済大国で?)、政府の為替レート管理下にあり未だハードカレンシーではない「人民元」、日本でいうHONDA、SONYに相当するブランド企業の不在(あったらゴメンナサイ)・・・etc
世界第二位の経済大国にしてはなぁ、といった不可解な現象があまりに多いんですよね。
もちろん、昔より格段に豊かになっていることは間違いないし、「中国崩壊云々」は単なる保守派の中国嫌いの人々の願望ですが、米国とならぶ、あるいは凌ぐ「超大国」に云々というのはこれまた、「過大評価」の「歴史」を繰り返すだけに終わりそうな予感が個人的にはしますです。
それにしても、話が繰り返しになってしまいますが、またまたご質問で申し訳ないのですが、フランスとかヨーロッパにも、なんていえばいいんでしょうか、日本人のような情緒的というか、ちょっと現実離れした中国への入れ込み方をする「親中派」(実は私の父がそう)って多いのですか?
アメリカなんかは多そうな気がします。パール・バックの「大地」なんかがあったりしますし、今は方針転換してしまいましたが、オバマ大統領など明らかに日本無視、中国重視の外交姿勢でしたし(単なる実利面だけではなかったような気がしました)。
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