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フランス語フランス文化質問箱
248
:
sekko
:2010/07/11(日) 11:38:52
擬人化された死
私はむしろ、日本の「死神」っていうのは、キリスト教中世に流行った「擬人化された死」である、マントかぶった骸骨が大鎌もってやってくる、あるいは馬の骸骨に乗ってくるアレゴリーのイメージからきてると思ってましたけど。黙示録の影響もあります。埋葬社会で白骨化が普通だし、ペストが流行った頃のダンス・マカーブルという死の踊りや、栄華を戒めるメメントモーリの図柄とか有名ですね。普通にWikiとか検索してもでてくると思います。
ただ、キリスト教は一神教で、生を司る神と死を司る神とか、光の神と闇の神というような二元論を廃しましたから、逆に日本語の「死神」を直訳するボキャブラリーが文化的にはない、悪魔の一種みたいな感覚で、訳さないままオリジナル・キャラにしたのかもしれません。
日本語の方は、普通に「死」=「デス」とか呼ばれる西洋の擬人キャラを、気にせず「死神」と神をつけて訳すのが平気なんだと思います。カトリックのファーザーとか、ただの「父」って言葉でも、日本は「神父」って、「神」って言葉をくっつけるでしょう。神という言葉のハードルが低く間口が広いというか・・・
ヨーロッパでも、中世からもう、死は、偶然と言うか運命と言うか、運命の女神みたいなキャラも死神と一緒にありました。老若不定とか命のはかなさは、体制宗教の説明だけではなかなか受け入れられないものだったんですね。
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