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フランス語フランス文化質問箱
214
:
あがるま
:2009/10/22(木) 20:40:16
philosophia perennis
L.クリマ『瞬間と永遠性 − 哲学的間奏曲』E.アブラム訳を手に入れました。
哲学論文集ではなく、プラハの定期刊行物に掲載された文章です。
<『我は絶対である。即ち神的状態の中にある。これは思考の論理の帰結』。(162頁『哲学素描』)>(この命題Sが根本です。しかし彼によると論理と非論理は同じものなのでこれも真偽は分からない)
<私が実際に存在することが確実だ(といふ意識の事実)と同様、私は確実に不死(な神)である − 私は存在し、そして存在するであらう。何故なら永遠性は限界のない現在の他の何物でもない(141頁『不死』)>
<思考は真と偽の外側にある第三のもの。それが齎すのは、可能性の全体(物自体、カントのX)といふ些細なものである。『私は絶対遊戯者、つまり私は絶対である』(164頁『哲学素描』)>
EgoSolisme とかEgoDeismeと彼の云ふものが、何故『無神論』や『神秘主義』ではなく『哲学的自由論』なのか分かりませんが、SekkoさんやErikaさんは(例へばWikiに)彼の(数個しかなささうな)根本命題とその帰結を明晰に叙述出来るでせう。22.10.09
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