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フランス語フランス文化質問箱

182Sekko:2009/01/29(木) 17:34:34
naoさまへのお答え
 地方的な違いもあります。 南の Languedoc, Roussillon などでは、gendreも beau-fils も両方、婿を指せますが、他では、beau-fils は、配偶者の息子に限定されることが多いみたいです。今は特に、離婚や再婚 などによるfamille recomposee が多いですから、beau-fils は、そういう場合の義理の息子、というのが普通ですね。世代的に考えても、配偶者の息子という意味での義理の息子の絶対数が多いですから、「beau-fils=配偶者の息子」が一般的です。
 また、今は、子供世代の離婚も多いから、gendre が gendre でなくなることも多いわけで、娘婿にあまり執着しないように beau-fils という言葉=位置づけが無意識に避けられてるのかなあ、という感じがしないでもないですね。
 gendre が普通に使われているのに比べて、確かに、bruはちょっと古臭いですね。封建的な感じがします。今時、自分の娘が相手の親から bru と呼ばれてたらちょっと嫌かも。
 日本では伝統的に嫁-姑の関係が、犬猿のように言われますが、フランスではgendreとbelle-mère の関係がもっとも緊張したものととらえられているので、その辺の温度差もあるかもしれません。gendreはいつまでもgendre でしかなくて、beau-fils としてフュージョナルな関係にはなれないぞ、みたいなね。

 それに比べれば、belle-mère とbelle-fille は、わりと摩擦が少ないと了解されてるみたいです。まあ実際はケース・バイ・ケースでしょうけど。


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