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鷹目遊里史板

770夕凪:2012/01/20(金) 01:46:50
長野温泉と長野新地
●長野温泉の存在する場所は、天見川と滝畑川の合流点にあり、
 山あいを貫流する石川の流れにそって、わずかの地にひらけた。
 俗に『長野新地』といわれているところに湧出している。

 温泉地には、歓楽的欲求を満たす施設は、欠くことのできない存在であるが、
 長野新地にはこの点において多彩な条件をそなえており、

 南海・近鉄両駅前には商店街・河畔には旅館、背後の東山一帯は長野遊園地として、
 とくに夜桜時機のバルコニーは、独特の情調をかもし逍遥地に適している。


●長野新地の生まれたのはS・8年都市計画法ににもとづくもので、
 用途地域として『住宅・商業・興業・遊園』の四地区に分けられ(内務省)、
 カフヱ歓楽街長野新地としてデビューした。

 当時、店の数は30軒、女給・仲居さんの常備が150人、
 花見時や松茸狩時の非常時体制300〜400人であった。

 その後第二次世界大戦を経て終戦をむかえ、

 長野温泉として脚光を浴びたのは
 S・38〜40年の『近鉄沿線温泉まつり行事』を大々的にやってからで、
 当時は観光ブームもあって隆盛っをきわめた。


               1974年発行の郷土研究会の資料より抜粋


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