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鷹目遊里史板
462
:
夕凪
:2009/03/05(木) 02:08:52
扇港花街襍録
●其昔、兵庫の地、佐比江に遊女のありしは物語として伝り西鶴は美しくも
??兵庫の津の美女を艶麗な筆致に残し、吉原、島原の名はなくも京畿より西国への要津、
??当然酒楼、妓楼の存在を必然ならしめた事が窺はれる。
徳川末期の黒船の来船と神戸港の開港は、いよいよエキゾチックな風潮を扇港に
与へる事となり、早くも兵庫柳原の地の花街を世に認識せしむるの時となり、
明治初年に柳原街は「藝」と書し三弦を表示するバチを目標に表格子へ筆太に表示
するに至りしと云う。
之に対して「飯」なる文字をもって表示せし一派は現在の新川遊廓の先駆をなし、
或は神戸の二ッ茶屋、走水村(現元町)附近には「チャラ」或は「ケタオシ」と称する
闇の女が出没して、当時の兵庫県市政局より其取締りの法令が発せられ、
ついでに明治5年には吉原を模した大福原の出現となり、千人に近い娼妓と
50余の男女芸者の出現となり、何時しか昔の花隈城跡を中心とした一帯に
紅灯が設置さるるに及びたり。 (中略)
以上の沿革を有する花街が、今日、如何に展開しつつあるかに関して鳥瞰して
みよう。
1933年発行の全国郷土雑誌より
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