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鷹目遊里史板

399夕凪:2008/04/12(土) 21:55:54
赤線跡に渦巻く引力 ?
◇全国400カ所を訪ね、建物や町並みをカメラに収める◇ 木村 聡

今年は「赤線」が消えてちょうど半世紀にあたる。
戦前の遊郭を引き継ぎ、戦後、事実上の公娼地区として機能した街は
1957年4月1日施行の売春防止法によって禁じられ、1年の猶予を経て完全に姿を消した。

私は20年ほど前からその跡を訪ね歩き、カメラで記録を残してきた。

▲ ▲ ▲??突き刺さる視線

56年生まれの私は、好きな文学の世界でしか赤線を知らなかった。
学生時代に読んだ野坂昭如、井上ひさし、吉行淳之介らの作品には、
彼らの文章を通し「今は無くなってしまった夢の街」の
イメージを抱いた程度だった。

現実に出合ったのは、ある取材で訪れた神奈川県横須賀市の安浦が最初だった。
足を踏み入れた瞬間、それまでに感じたことのない街の雰囲気に圧倒された。
窓や格子や屋根に飾りを施した、明らかに一般住宅と異なる家々の並び。
派手な街灯。入り組んだ路地。

人をひきつけるための細工を凝らした街は、
建物が旅館やアパートに用途を変えても、不思議と引力を失っていなかった。
これが赤線なのか、と衝撃を受け、資料、書籍を集め始めた。
ところが、全国におよそ千以上あったと推測される街の記録を
体系的に記した資料は一つもない。

働いた女性をはじめ、ある人々にとってはつらい、
忘れ去りたい土地であることを思えば当然だ。
だが、私は誰かが真剣に記録を残さなければならないと思った。
賛否の議論は脇において、存在したものを後世に伝える使命を感じた。


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