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鷹目遊里史板

233嶋原G:2007/04/13(金) 13:40:40
或る調査報告書(別府)
 九州関係の国政調査の結果の報告をいたしたいと思います。
 売春防止法施行に伴う実態調査をいたしましたが、これは、視察いたしました場所のうち、特に私共は別府が問題であると思いまして、やはりこの問題解決の為には別府のこれに関する実情を特に明らかにしたいと思うので、大分県の実情に重点を置いたわけであります。

 それについて御報告いたしますと、別府は御存知のように観光都市でありまして、この別府を中心に、大分県においては今年の2月現在で、いわゆる赤線業者といわれる者が354軒、その従業婦が1366名と見られております。このほかに、簡易宿泊所、間貸し、飲食店、バー等の接客業中、売春に従事する者と推定される者が、売春関係業者で382、推定売春従業婦が1052名であります。また、これら売春等の周旋をなす者としてポン引き、輪タク屋、露店商等約90名の存在が推定されるのであります。
 これは大分県全体についてでございますが、その県下の業者のうちで別府市にあるものを見ますと、貸席業者が119、その従業婦が520、売春関係業者が160、推定売春従業婦が1025名でありまして、全県下の売春業者の43%、それから従業者の61%を占めておる状態であります。営業の規模におきましても、別府市は県下他の場所とは比較にならないほど、即ち断然他を圧しておるというありさまであります。

 業者及び従業婦の転廃業等の動向について見ますると、売春防止法施行後における貸席業者、即ち赤線業者及び従業婦の転廃業は頗る消極的でありまして、格別進展を見たとは思えないのであります。昭和31年5月以降本年5月までの間に計33軒が転業いたしたにすぎません。これら転廃業の動機を見ますと、営業不振を理由としておるというものであります。そして、これら転廃業先の業態を調べてみますと、それが簡易宿泊所になったり、あるいは貸間業、料理飲食店、物品販売業、貸家業その他であり、中に若干不明のものもあるという状態であります。これら赤線の区域の従業婦は、前借金の状況により他に住みかえまたは廃業をした様子でありますが、詳細は不明であります。赤線以外の推定同業者の増減状況については実態を把握しがたい実情であります。

昭和32年国会議事録より抜粋。


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