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〜南シベリア・謎の民族トゥガ人(人口4000人ほど)を訪ねて〜
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青少年の皆さんもオカルトまがいの投稿の数々に辟易していることでしょうね。
どうぞ、正統なルーツ探しの私の投稿です。
〜南シベリア・謎の民族トゥガ人(人口4000人ほど)を訪ねて〜
現代モンゴル人よりも古匈奴を継承しているのがトゥヴァ人やモンゴル人が辺疆と呼ぶ所に住む「微妙なモンゴル人」であることが分かりましたン。
これは、テュルク・モンゴルの方々にはたいへん素晴らしい結果です?笑
古匈奴も含めて彼ら、元はテュルク・モンゴルではないです。ウラル語集団だったかもしれないし、エニセイ語だったかもしれない、または全く異なる言語集団だったかも。まさしく謎の集団ですw
そこで、自称トゥガ人(図のTD。他にTozhu Tuvans, Tozhu Tuvinians, Todzhan Tuvans or Todzhinians)。トゥヴァ人の北方に住む謎のトナカイ遊牧民で、言語はトゥヴァ語の変種だそうです。
で、mt-G3aはトゥヴァ人のGのうち4割と結構多いですが、日本にコンマ以下のG3aが単独で集団をなして日本に渡来するはずもなく、もっと勢力のある集団に紛れて行ったはずです。
勢力の強いG1かG2だろってのはちょっとツマラナイので(実際G2の線が一番有り得そうだが) 、もうひとつ 「日本特有のG4」の線を考えたいと思います!
これがトゥガ人と少し関わるかもしれません。
まず、日本のGのサブグループは北東アジアに多いG1aが多いです。Gの5割を占めます。Japanese (Tōkai) 0.096 282 Umetsu 2005 G1a=13, G(xG1a, G1b)=12, G1b=2
しかし、日本にはG1以外もいるわけで、一般的に現在Gの中で最も優勢なG2がデータによっては3割いるようです。
あと、コレ。日本特有とされるG4ってやつ。
Japanese 0.104 211 Maruyama 2003 G4a=12, G2a=6, G4b=2, G2(xG2a)=1, G(xG2, G4a, G4b)=1
これによると、GのうちG4が6割強、そして、日本以外ではトゥヴァ北方のトナカイ遊牧民トゥガ人にGのうち3割と多いです。その他では出ていません。
ならば、G3aがバイカル地域からご一緒した集団はこのG4ではないか?と。
G4はトゥガ人にいるようなので、西方にいて東進したことも考えられます。同じように北東アジアに多いG1aも一部西進しカザフのGのうち3割を占めています。あるいは、G4も東方にいてG1aと一緒に日本に入ったかです。
G4がバイカル地域にいたと考えると、G=12%のデータを採れば、G4は日本人男女の8%、1000万人にもなります。ざくっと10人に1人が同郷のお仲間?
G1, G2, G3, G4みんなバイカル地域にいて、その後に分布の中心が異なって行った、と考えたくなります。ごそっとGとして1400万人。
Aにもバイカルから来たのがいるのでしょうから、A+G=21%にM10=1%も加えて2500万人、5人に1人はお仲間?まー、実際は、それぞれいろんな時期にいろんな経路で日本に入ったんでしょうが。
Japanese 0.090 211 Maruyama 2003 A5=11, A(xA5)=8
問題は、G4がG3以上に正体不明なこと。謎。
G3aを引き連れて東進したとしたら、南シベリア以東のどこかに残っているはずだけど、いないし。G3aだけ低比率ながら残ってるの変でしょ。
あと、他のデータでは日本人にG4なんてそれ程出てないのでMaruyama 2003のエラーかもしれない。Maruyamaって人は他でも変なデータ出してたような・・・
All your seasick sailors, they are rowing home♪
All your reindeer armies, are all going home♪
参考資料
Diversity of Mitochondrial DNA Lineages in South Siberia
M. V. Derenko T. Grzybowski B. A. Malyarchuk I. K. Dambueva G. A. Denisova J. Czarny C. M. Dorzhu V. T. Kakpakov D. Miścicka‐Śliwka M. Woźniak I. A. Zakharov
First published: 27 August 2003
写真:トゥガ人の方々
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