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歴史掲示板

25管理人:2012/01/24(火) 03:28:17
Re: 魏志倭人伝の国名(呉音)
秦野さん、さっそくお返事ありがとうございます。

私も伊都国、一大率との関係に注目しています。「一大国」をもって「壱岐(イチキ)島」を意味しているのでして、「伊都」も、「一の都」の意味かもしれません。
定冠詞「伊」=「一」となりますね。

ここには「一」という明確な漢字が使用されており、魏志倭人伝にも、文書をもって各国を収めているとの記載を考慮すると、もともと漢字を使用した文化圏だったのではないかと考え始めてます。

漢字一文字をもって、拠点や地域名を表記しているんですね。それに定冠詞がついてくる。

またその漢字に「都」「一」「率」「郡」・・・と意味があるようです。「侏儒国」をもって、シュジュ=小人としているのも、あるいは現地の中国語とその意味を理解した住民がそう名づけて読んでいた可能性も感じます。

そうすると、「己百」は、「己を知れば百戦危うからず」のことわざかもしれません。その後の「支」は拠点の意味でしょうか。だから「已百支」「郡支」は、そういう防御なり、官があった町ということになるかと感じます。


それで、私は九州説、畿内説のどちらが・・という見方はないのですが、たとえば九州説に沿って、九州の地名で探していくと、

その前の「斯馬国」は「斯」+定冠詞「馬」で、九州北部の糸島にある「志麻」のこととすると、定冠詞「馬」に「島」の意味が見て取れます。「対馬」も同様に「対になった島」とも読めますね。

また、続く国名を順に追っていくと、定冠詞「対」+「蘇」、「蘇」+定冠詞「奴」という国があるのですが、蘇という地域は、いわゆる「阿蘇」かもしれません。

彌奴国は、「彌」+定冠詞「奴」ですが、書紀の景行天皇上に、水沼(水間)県主の伝承があります。八女津姫という山奥に住む姫のことが記載されていて、これは「八女」の伝承となります。「八女」=「邪馬国」ですね。
http://inoues.net/yametuhime.html

八女地方の山奥の台地にいたミコだから、「邪馬+台」国というふうに理解することなども可能かもしれません。

あと、呼邑国(クオウ)については、あるいは西都原あたりを児湯(コユ)と延喜式で読ませていることを考慮すると、日向(ヒュウガ)の地名に関係してこないかと感じます。呉音から漢音にかえて「クユウ」と読ませると、響きが近くなります。

そのほか
「好古都国」→「高来郡」(島原・諫早)
「投馬」→「薩摩郡}(鹿児島)
なども浮かびます。


そしてご指摘のとおり、後代の伝承から意味を解釈していく努力が重要です。

上記の例だと、仮に「彌奴」で「水沼」とするならば、定冠詞「彌」は水、「奴」は「沼地・池」などと解釈できるでしょう。

同じく「邪馬」が「八女」なら、定冠詞「耶」は「八」で「たくさんの」の意味ですね。

また「斯馬」「対馬」から「馬」が「島」の意味だとすると、「八女」はもともと「たくさんの島のある地域」で、その八女(邪馬)地方の山奥の「台地」にあったので、「邪馬+台」国になったのかもしれません。



ともあれ、これらの国名は、倭人伝に書いてあるとおり、位置も方角もわかっていたものので、省略したものでありますから、筆者のほうでは特定の配列で並べたと考えるべきかと感じます。

後代の延喜式などは、諸道にしたがって、並べてますが、この倭人伝の国名も同じく、並び順を見て、類似の地名が出てくることを考慮すると、やはりそう考えざるを得ない感じがします。秦野さんもその辺、注目なされているのではないでしょうか。

ただ、並べ方と対象とする地形で、ジグザグだったり、直線的だったりすると思います。

たとえば、九州から畿内に向かう場合は、直線的配列、九州北部から、南部に向かう場合は、ジグザグ配列になることも予想できますね。

そういう方位視点からみると、「對蘇国、蘇奴国、 呼邑国、華奴蘇奴国」、の配列は、「蘇」という地域を中心においてあるものの、呼邑という部分が挟み入っているように見えます。

同じく、「鬼国、爲吾国、鬼奴国」 の配列でも、「鬼」という地域の元で、爲吾が挟み込まれています。

その前の伊都国周辺の諸国の記載は、伊都から放射線状に、国名を示していると考えているのですが、同様な論理である中心拠点から、放射状等に配列した可能性も考慮してみたいところです。

あと、後代の延喜式などは、下記のような道順になってます。
http://homepage2.nifty.com/toka3aki/geography/kokugun9.html

この辺の配列順も、もう少し注目していきたいところです。下記は倭人伝の国名。


斯馬国、己百支国、伊邪国、都支国、彌奴国、 好古都国、不呼国、姐奴国、對蘇国、蘇奴国、 呼邑国、華奴蘇奴国、鬼国、爲吾国、鬼奴国、 邪馬国、躬臣国、巴利国、支惟国、烏奴国、奴国




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