したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

歴史掲示板

220管理人:2012/03/14(水) 20:41:06
Re: 指南魚
秦野北斗さんへのお返事です。

秦野さん、こんばんは。昨日アマゾンで秦野さんのご本を注文しました。明日あたり届く予定です。

> 古墳の形状が指南魚、また船なのか。
>
> どうも、古墳の方向は古道の道しるべを指南している模様。近い内に地図を添付します。方位も・・

確かに古墳の形=指南魚かどうかは、微妙ですね。初期のホタテ貝式古墳は、形状が鏡型でその周りを水(海の意?)で埋めたように見えます。そこに円墳の上にある墓室まで向かう低い橋がかかっていて、その橋の部分が徐々に高く長くなっていったのが、前方後円墳と理解してます。

おそらくはご指摘のとおり、その橋までは、人が向かう道があったと感じますし、あるいは街道に通じていたかもしれません。

ただだんだん橋部だったはずの前方部が、高くなっていき、橋としての機能が別のものに変わるんですね。中国の古墳の方形壇みたいな形になって、祭祀の場のようにも見えます。

しかしながら、最後まで方位ラインと前方後円墳の関係では、会報で記したとおり、かならず方位ラインは後円部を通過しています。前方部はあくまでもその橋の延長線なのですが、そのかわり、いつも特定の方位を指南してます。

おそらくその方位に向けて整然と近親者が並んで儀式をしたはずですね。祖先の古墳を向いた方位ラインにあるものは、祖先を敬う儀式をしたかもしれません。

もともとは特別なモガリ場のないケースでは、棺をその橋・前方部を渡って円墳部分の頂上に埋葬したでしょうから、前方部には棺が向かう道としての役割もあったでしょうし、棺が進む方角=常世の国のある方角ということもありえたかもしれません。それが方位磁針たる指南魚の指し示す山幸彦が向かった常世国という見方もできそうです。

鏡とか壷、井戸というのは、山幸神話を元にすれば、この世の世界に対するあの世の世界なので、山幸の顔を反対に映し出すわけです。鏡に映る自分の姿は、もはや異次元のあの世の姿なんですね。それで古墳の被葬者の周りに鏡や壷を並べて、被葬者を映し出すことで、あの世の演出する、そんなイメージもできるかもしれません。映し出すのは、鏡でなくても、壷でも長い井戸型の土器でもいいわけです。

ただ、三角縁の場合は、黒塚のケースだと、鏡の背面を被葬者にむけているんですね。あの世を演出するなら、表面のほうがいいと思うのですが、父母のいる神仙世界を見せたかったのでしょうか。この辺の表裏の是非は統計を取らないとなんともいえません。

ともあれ先の中国史籍に、船形木棺を引きづったり担いでいる倭人の姿が描かれていることには注目すべきで、特定の道をずっと引きずって、古墳まで運んだことは確かです。お神輿をかつぐ祭りみたいにですね。ご指摘のとおり、その辺の道との関連を調べていけば、何かわかってくるかもしれません。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板