したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

歴史掲示板

10347秦野北斗:2020/05/04(月) 15:53:49
[10901] 令和 
https://img.shitaraba.net/migrate1/8220.toraijin/0010903M.jpg

天平二年(730年) 土岐(時)の元服(げんぶく、げんぷく)になる。

于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。

於いて土岐(とき)、初春(うぶ、とし)令月(おさ、つき)、壱岐(いき)は淑(しと)やか習わし倭、梅開く鏡前(かがみ、まえ)を飾る。蘭薫(あららぎ、かおる)帯び玉、遅れ此れ香(かぐわ)しい

原文:天平二年正月十三日、萃于帥老之宅、申宴會也。于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。加以、曙嶺移雲、松掛羅而傾蓋、夕岫結霧、鳥封縠而迷林。庭舞新蝶、空歸故鴈。於是蓋天坐地、促膝飛觴。忘言一室之裏、開衿煙霞之外。淡然自放、快然自足。若非翰苑、何以攄情。請紀落梅之篇。古今夫何異矣。宜賦園梅聊成短詠。

意訳:天平二年正月十三日、集まる、於いて帥老(しろう)これ家、重ねる宴(うたげ)に集まるなり。於いて土岐(とき)、初春(うぶ、とし)令月(おさ、つき)、壱岐(いき)は淑(しと)やか習わし倭、梅開く鏡(かがみ、)前(まえ)を飾る。蘭薫(あららぎ、かおる)帯び玉、遅れ此れ香(かぐわ)しい。加わる以ち、曙嶺(あけぼの、みね)を移し行く、松(まつ、)掛かり連なる、然るに覆し被う、夕峰(ゆう、みね、)透(す)く霧(きり、)、鳥(とり、)封じる縠(から、)然るに惑う多い。庭弄(にわ、もてあそ)ぶ、沙羅蝶(さら、ちょう)、虚ろ贈る元雁(もと、かり)、於いて此れ被う、天座る津地、迫る膝、跳ぶ盃、忘れる言葉、初家(うぶや)此れ裏、開(はだ)ける衿(えり、)、烟(けぶ)る霞(かすみ、)此れ外(そと)。うすい然り、自ら赦(ゆる)す、快い然り自ら足す。汝非(なんじ、あら)ず飛ぶ盃、何(いず)れ以ち述べる心、請(う)ける記す村、梅此れ篇(ふみ、)。古(いにしえ)今は夫、何(いず)れ妖(あや)しいだろう。宜しく分かつ庭(にわ)、梅を楽しむ成る、短く詠う。







掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板