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歴史掲示板

10257fourfours:2020/02/16(日) 23:32:43
データ提供ありがとうございます
上代日本語の語彙一覧を提供してくださり、誠にありがとうございました。
「占」が、中央方言では「ura」、東国方言では「mura」となっています。

このデータではサンプルが少ないですが、中方方言と東国方言で「頭子音mの有無」の違いがみられる単語がある程度存在するのではないかと予想しています。原因として、「まれに起こる音韻変化がおこった」または「聞き取る人がそれぞれ異なった解釈をした」のでしょう。
もしこの「まれに起こる違い」が世界に普遍的な音韻変化であると立証されれば、ツングース系言語満州語"muke"(水)、モンゴル系言語"us"(水)は、もとは同じ単語の可能性があるかもしれません。
ツングース系言語でke/geとなっている言葉でモンゴル系言語でse/ze/?e/?e/?e/?e/tse/dzeになっている単語は複数存在する(満州語eigen(夫)⇔モンゴル語ezen(ぬし)など)で、"us"と"muke"も対応するかもしれません。


モンゴル民族はインド=ヨーロッパ民族やテュルク民族の影響を受けて遊牧化したと考えられていますが、そこで言葉の認識方法が大きく変わった可能性もありますね。
モンゴル系言語を深く研究することは、そのような認識方法をどう変わったか把握するのに役立つ可能性がありますね。




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