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古代科学史掲示板
263
:
管理人
:2019/05/11(土) 00:12:10
Re: チクシュルーブ・クレーターは南極大陸大隕石のデブリだ!
https://img.shitaraba.net/migrate1/8023.shimoeda/0000268M.png
https://img.shitaraba.net/migrate1/8023.shimoeda/0000268_2M.png
https://img.shitaraba.net/migrate1/8023.shimoeda/0000268_3M.png
??史実探偵: 平 素人さんへのお返事です。
> そうです。このユカタンを衝撃の中心とみて300m高の津波であれば、今、論じている北米平野部の津波痕跡や、「前・シリーズ」のアフリカ大陸北部の津波痕跡は説明できます。しかしながら、それと認めると、南アメリカ大陸で論じたブラジル高原にあった北方への流紋痕や、南アフリカにあった北方への条痕も説明できなくなります。
>
確かに、メキシコ湾のユカタン半島以外にも、隕石落下があったと思いますし、ご指摘の南極方面にもあったかもしれませんね。
複数の場合は、それらの時間差と津浪の波の干渉をシュミレーションしないといけませんね・・・。
先日ご紹介した図1のように、ユカタンのクレーターは、サハラ砂漠のクレーター状地形と同意度になるので、黄色ライン方向へと小天体が通過して隕石を落下していったと考えたのですが、今回は特にユカタン半島、五大湖、カナダ方面のクレーター状(多角形)地形の中心を青ラインで結んでみました。
この落下ルートだと、南極方向へ向かった可能性もみえてきますね。仮に南極がクレーター由来であるならば、以前から指摘してきたように、衝突時の衝撃波が多角形になるはずですから、結果として同心円の中に多角形が内包されるような構造となるでしょう。図2は、先日お知らせしたメキシコ湾沿いのクレーターリムの予想図で、その構造をなしています。
それで図3は、南極大陸の解析図ですが、こうみると、図のように6方向に凹凸が綺麗に別れていることがわかりますから、やはり、クレーター由来の大陸である可能性がみえてきますね。
ただ、問題は、なぜ地球の地軸ピッタリの南極へと落下したかについてでしょう。多少極からズレたところに落下してもおかしくないはずです。
そこで考えうることは、その落下地点が軸になったということ、その落下により、つまり23・4度地軸が傾いたとの見方です。
なぜそうなるのかですが、たとえば、現在の南極の位置に隕石が落下してそこからマグマが吹き出し、南極大陸が生じることで、その部分が変形・密度変化してしまい、そのことのよって、徐々に軸が近づく結果となったとするのはどうでしょう?
>
> > ジャイアントインパクトクラスの衝突ならば、津浪ももはや爆風まじえた火砕流のようになっているでしょうから、溶岩のように融けた物体として表面に残っていることも予想されます。
> > k−Pg境界の土層をさらに調べる必要がありそうですね!
>
> ジャイアントインパクトで噴出したデカン高原溶岩があります。まえに地球周囲4万km対比20kmサイズの天体衝突のはなしをしましたが、その小規模^^!の衝撃力で2000m厚さのデカンの溶岩が噴出するでしょうか・・??。 そして、6500万年からのアイスランド全域溶岩の話し(絶版報告書)もあります。さらに、北極海のアルファー海嶺の話しを南極大陸が衝突したときの対蹠地だと(myブログ)で揚げましたが、この岩石年代も6500万年をあらため→6600前でしょうね。キット^^。
>
仮に南極大陸が、隕石落下の刺激によるマグマ噴火によって形成された大陸であったとすると、カルデラのような吹き出し痕が土壌にみえてきそうですね。ただ雪の下になっているので確認は難しいかもしれませんが、地中レーダーの探索などでみつかってくると面白いことになりそうです!
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