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古代科学史掲示板
133
:
管理人
:2018/09/22(土) 17:18:15
Re: レーザー地形解析
平さん、またお気遣いありがとうございます。こちらはそれほどではなかったのですが、胆振方面は、被害がひどかったようで、避難生活も続いているそうです。
胆振方面の震源をみると、かなり長い断層が動いたことがわかります。
確かに、ご指摘あった熊本地震の後には、地熱が高まったのか、あの周辺だけ、雨量が多く大変でしたね。地熱が高いと水蒸気や誓うしの蒸発が多くなるのではないかと感じてます。
胆振方面は、それほどではないようですが、数日前の関東、特に千葉沖周辺での、突然の雷雨には驚くものがあります。
台風の予報のように、特定の法則で動き回る物体については、ある程度、予知が可能ですが、地震の場合は、どちらかというと確率論のような世界ですね。トリガーがつよければ、起こる確率も高くなりますが、そうでなければ、低く分散しているので、予知しにくいのでしょう。
エントロピーが低い状態では、台風のように、動く方向性も決まってきて、予知しやすいのですが、高くなり、選択可能性が多くなればなるほど予知は難しくなります。
この辺は、平安貴族がある日に、どのような方向へ出歩くかといったことにも言えることでして、当時の常識だった方角占いの法則をしっていれば、彼が、その日、どの方向へでかけていったのかは、記録を見なくてもわかるでしょう。
ただ、その方向の先に、何件の友人宅があって、そのどこに出かけたかといった多数の選択しを持つ場合は、それを断定するのが困難になります。
地震の起こる日も、そういう意味では、マクロ的には、数十年以内で1つにしぼれるのですが、ミクロにみると、何月に起こるかといった具合では、予知が難しくなる、つまり時間軸に対して、区切りを細かくすればするほど、予知が難しい、当たり前のようですが、重要なポイントが隠させています。
卑弥呼が日本にいたということは、簡単に予想できますが、関西にいたのか、九州にいたのかとなると、その予測は困難を極めます。
さらに、何月何日、どの方角から隕石が落ちてきたか?といった具合の予測となると、これは地震予知以上に難しくなるでしょう・・・。
それでも、その精度に見合うだけの結果を導きだす法則性を見つけ出す、これができるかどうかが、古代史家や科学者の資質とでもいうべきものかのかもしれませんね。
ただ、その手段は、エントロピー的には低いものを使うべきで、惑星の運行法則とか、極めて正確な動きをするものをもちいないと、その解析対象が不確定なものですから、精度を高めることはできないでしょう。
GPSでもそうですね、人工衛星の位置が正確でないと、その対象となる車の動きも正確には把握できません。
予想するための道具なり尺度ですね、これがしっかりしている必要がまずは前提としてあるべきでしょう。ここからはじめねばなりませんね。
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