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呪いの王国
4522
:
べス
:2025/06/15(日) 18:21:28
あの頃の私は、ずっと生きてる感覚が薄かったです。毎朝ぎりぎりまで布団から出られず、重たい身体を引きずって出社。仕事は、数字ばかり求められる営業職。社内の空気もギスギスしていて、毎日が期限切れみたいな気持ちでただ座っていました。笑えない。誰とも深く話せない。でも、辞める勇気もない。本当はずっと、自分のお店を持ちたいという夢がありました。でも、それを口に出すことすら、ばかばかしく思えていたんです。現実ってそんな甘くないって、誰より自分が決めつけていたから。そんなとき、王国さんのことを教えてくれた友達がいたのです。なんだか妙に納得してしまって、迷いながらも神具と魔具を選びました。届いた夜、部屋でそっと箱を開けてみると、ストーンは想像していたよりもずっと静かで、でも凛とした存在感がありました。ただ手に持って目を閉じるだけなのに、不思議と涙が出てきたんです。たぶん、自分が自分を雑に扱っていたことに気づいた瞬間だったと思います。それから、会社の合間に少しずつ自分のサービス設計を練りはじめ、数か月後、退職を決断。起業届けを出しました。不安はありましたが、不思議と変な自信が芽生えていました。ストーンに触れるたび、もう戻らなくていいと何かに言われている気がして。そしてお店が少しずつ軌道に乗りはじめたころ、お客様として来てくれた方が、今の主人です。恋愛というより、心が自然と寄っていくような感覚。一緒にいても気を張らなくてよくて、初めて未来を想像できる相手でした。結婚も自然な流れでしましたが、主人が支えていくれるから、お店も頑張っていけます。でもお店も主人との出会いも神具と魔具があるからです。
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